TOPページ  > MENUページ  > 小物釣り日記  > 平成20年の記録  > 釣行記
2008年7月20日(神奈川県・湯河原) −真夏のお約束− 
天候 晴れ
気温 32℃
南 微風
中潮
満潮: 5:25(156cm)
    19:07(153cm)
干潮: 12:15(4cm)
    
釣果 クチブト 24cm
他 アイゴ40cm、ベラ、木っ端 
結果 久々に湯河原に行ってアイゴの引きを堪能してきましたわ。

竿 BBX−EV 1.5−53 道糸 サスペンド系2号
リール エンブレム 2000LB ハリス ROOTS 1.5号

コマセ オキアミ 3kg 配合剤 チヌダッシュ オカラダンゴ
付け餌 オキアミ、ネリックス、サナギ
釣行紀

 やっと梅雨が明けたと思ったら、いやいや暑くなりました。
この季節は暑いだけで大した大物も釣れないので、行っても疲れるだけなんですが、せめて魚との引張りっこを十分に楽しめるとすれば、ボラかアイゴを相手にするのが一番手っ取り早くて確実な方法ではないだろか(^_^;)
湯河原海浜公園(吉浜側)
 ということで、行ってきました湯河原海浜公園。ここは足場が良いし柵もあるので、ファミリーで行っても安心なところです。で、釣れる魚もやっぱりファミリーフィッシングレベルですけど・・・(^_^;)
が、アイゴはかなり高い確率でヒットします。木っ端があまりに多いので、狙うのにはちっょとコツがあるんですが、ここのアイゴは40cmクラスが多いので、掛ければ豪快な引きを堪能できます。(アイゴについてはこちら)

 以下、アイゴ釣りの講釈をたれますが、アイゴ釣りに興味のない方は読み飛ばしてください(^_^;)

 アイゴもコマセに浮いてはくるんですけど、ウジャウジャ居る木っ端の中からアイゴを選択するというのはちょっと不可能です。そこで木っ端の食い難い状態を作ってやればアイゴの口に餌が届く確立が高くなります。
 1.コマセは出来るだけあちこちに分散して撒く
 2.木っ端の食わない餌を使う
 3.木っ端の層を素早く突破させる
 4.仕掛けを立てて餌をふかせない
まあつまり、いつも木っ端を狙ってる時と逆のことをすれば良い訳で・・・(^_^;)

 一つずつ見ていくと、1.の「コマセの分散」は、できるだけコマセを一箇所に集中させないようにして、木っ端の気を散らせます。で、右の方にコマセを打っておいて仕掛けは左の方に入れるとか、少しでも木っ端の攻撃から逃げるようにします。ところが湯河原でもそうですが、木っ端の数は尋常ではなく、辺り一面どこにでもウジャウジャ居る状態ですから、この方法も所詮あまり効果は得られません。

いつもの釣り座付近
 で、2.の「餌を変える」ですが、オキアミはもう秒殺状態でどうにもならないという状態が多いと思います。そんな時にまず最初に試すのはネリックスなどの練り餌です。これも有効な事があるんですが、木っ端の活性が高いと練り餌でも秒殺モードになってしまいます。今回がそのケースで、ネリックスが秒殺状態というのは参りました。
 何しろ木っ端君たちは、何かが飛んでくるところを水中から良く見てて、着水前にもう集まって来て、着水した瞬間に飛びついてきますから、木っ端が食べる餌を使っている以上は何を使っても同じでしょう。
 そこで、木っ端が食べない餌を使えばいいんですが、木っ端だけじゃなくアイゴも食べないような餌では問題外です。今のところ実績があるのはサナギのようです。かっぱさんもサナギで何枚も上げています。

 3.の「突破作戦」ですが、これは生半可な状態で突破をしようとしてもまったく効果がありません。3B、5B程度の錘ではやや早く沈む程度ですから、お腹を空かせて活性が上がった木っ端君たちは、すぐに追いついて食べちゃいます。
 そこでやるなら1号以上の錘でドカンと一気に沈めます。ただし、ハリスが長いと餌だけ置いてけぼりになって、結局木っ端の餌食になっちゃいますので、ハリスも短くしてハリスにもガン玉をつけて、一気に木っ端の層を突き抜けるようにします。

 そして4.の「仕掛けを立てる」ですが、メジナはじっと止まったままの餌は警戒して食いが悪いようです。仕掛けが垂直に立つくらいまで餌が落ちて行った時とか、ハリスに重めのガン玉を打っている時とか、そんな状態の時はベラしか釣れないなんて事がよくあります。
 この状態を作ってやれば良い訳なんですが、ただこれも木っ端にはなかなか通用しません。それに木っ端がウジャウジャ居るところでは、仕掛けを立てようが何をしようが、まったく無駄なので、3.と組み合わせて、ドカンと一気に底まで仕掛けを落として、後は重い錘の効果で仕掛けを立てて待つようにします。

 ということで考え付いたのが、自称”Y仕掛け”という奴で、負荷1号+αの自作立ち浮き、50cmくらいの短ハリス、しかもハリスにも3Bのガン玉を打って、一気に木っ端の層を通り越して、底の方まで餌を落として仕掛けを立てて待つ。という戦法です。

 そこまでしてでもアイゴを釣ってみたいと思う方は是非どうぞ(^_^;)
 真夏の釣行は修行というか荒行の様なものです。重い荷物を持って出かけて行って、日焼け対策の長袖・長ズボン、さらにスパイクブーツにフローティングベストなんていう重装備で、汗だくになりながら一日炎天下に居るわけです。そんな状態で釣れるのはチビ木っ端ばかり、さらに場所によってはそばで水着ギャルが水遊びしてたりして、「私はいったい何をしているのか?」という自問自答に答えを見出せないでいるご同輩も多いことと思います。

 まあそんな時には海浜公園みたいなところへ、ベストもブーツも持たないで軽装で出かけて行って、アイゴでも釣ってうさ晴らしするなんていうのはどうでしょうか。
 そうなれば水着ギャルをじっくり鑑賞するような余裕も生まれますし、修行が一転して保養にもなろうというもんです。(※ただし湯河原海浜公園には水着ギャルはほとんど居ません。水着ギャルを主にご希望であれば、隣の吉浜ビーチまで見に行く必要があります)

湯河原海浜公園の写真はこちら
アイゴについてはこちら

一つ前に表示したページへ     平成19年の選択へ     トップメニューへ