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2006年11月11日(神奈川県・湯河原) −またも浮き流失(T_T)−  
天候 雨(朝のうち雷で土砂降り)
気温 20℃
北東 微風
中潮
満潮: 10:00(130cm)
    18:27(133cm)
干潮: 1:54(19cm)
    14:10(115mc)
釣果 木っ端 25cm以下10枚くらい
アイゴ 38cm
結果 朝のうち雷と土砂降り。
雷は止んだが一日中雨で、正味4時間の釣り。

竿 BBX−EV 1.5−53 道糸 サスペンド系2.5号
リール エンブレム 2500LB ハリス ROOTS 1.5号

コマセ オキアミ3kg 配合剤 グレパワーV10
付け餌 オキアミ

釣行紀

 いやーだいぶ涼しくなってきました。でも11月ってもっと寒くなかったっけ?なんか季節感がずれてるみたいでいやですなぁ。
 ところで前回ギューちゃんに自作浮きを持って行かれちゃったので、今回は新作を持参してのテスト釣行です。この浮きも負荷0.5号の棒浮きで、遠投が利くように自重を重くしてトップを目立つ3枚羽で作りました。ちょっと製作に焦ったもんで塗装はガタガタだけど、まあ自分で使う奴だから我慢(^_^;)

 そもそも棒浮きを使用しだしたのは湯河原にアイゴが多いからなんですわ。いやアイゴを避けるためじゃなくて、アイゴを釣るためなんです(^_^;)。40cmクラスがウジョウジョ居るんで釣ってもなかなか面白いんですよね。
 円錐浮きのフカセ仕掛けでは途中で木っ端に邪魔されてなかなか仕掛けが落ちていかないんで、0.5号の錘でハリスも80cm以下にして、しかもハリスの真ん中にも2Bを打つ重い仕掛けを立てて使ったほうが効率がいいみたいです。(アイゴを狙いたいならの話ですけど・・・(-_-;))

 なんか最近アイゴづいちゃって、ハンドルネームも”コッパ”じゃなくて”アイゴ師”にでも変えたほうがいいんじゃないかって感じです。”アイゴ師”ってなんだかオウム真理教みたいでいやだなぁ(-_-;)

1.雷ですか(-_-;)
 まあそれはさておき釣行の話ですが、今回はひどい目にあいました。いや考えようによってはラッキーだったのかもしれません。
 というのも朝家を出るときには曇り空だったんですけど、電車に乗ってる途中で雨が降り出して、ついには雷まで鳴りだしたんですわ。湯河原に着いたときには土砂降りで雷ゴロゴロで、もう釣道具なんか持ってるのが恥ずかしくなるくらいですわ。
 でも考えてみれば、雷の鳴り始めるのがあと2〜3時間遅かったら釣り場で遭遇してたことになるんですよねぇ、こりゃ考えただけでもぞっとしますわ。雨風は何とかなっても雷だけはいけません。死にますよ(-_-;)

 でまあこのまま駅から出ないで帰っちゃえば電車賃も掛からない訳ですけど、せっかく出てきたのに帰るのももったいないんで、しばらくホームで様子を見てたんですわ。でも状況はどんどん悪くなって、雷なんて真上でドンガラ鳴ってるし・・・(^_^;)

 湯河原駅はホーム内にコンビニがあるだけで、トイレも駅から出ないといけないという所なんですよ。そこで駅構内に喫茶店とか立ち食いうどん屋のある熱海に移動して待機することにしました。これ”ばらさん”の提案なんですけど、”ばらさん”は以前にも熱海でうどん食べてトンボ帰りしたことがあるんでしたっけね。

 熱海では構内の喫茶店に入って、”ばらさん”は温かい飲み物とパンを注文しました。ってさっき湯河原のコンビニでなんか買って食ってたじゃん、家を出る時にも朝ごはん食ってきたんでしょ、また食うんですか(-_-;)
2.雨にも負けず
 しばらく様子を見ていたら、雷は鳴り止み、空も明るくなってきました。まだ雨はポツポツ降ってるみたいですけど、雷の心配はなくなったようです。
 まあどうせ今日は雨を覚悟して出てきてるんで、このくらいの降りなら我慢できそうだし、何より風がないのが有難い。そこで改めて出撃を開始することにしました。
(参考写真)晴れた日の釣座(-_-;)

 また湯河原まで電車で移動して、テコテコ歩き始めました。もう通い慣れたと言ってもいい位のいつもの道のりですが、なんかだんだん雨が強くなってくるような・・・
 タカラ釣具さんで餌を買った頃には本降り、というか土砂降りになってきました。もう餌も買っちゃったし、今更後戻りも出来ないんですけど、あまりの降りにしばらく地下道で雨宿りを余儀なくされました。
 いつまで待っててもしょうがないんで、少し弱くなった所で出発することにしたんですが、一日この降りだとめげるなぁ(-_-;)

 釣り場では、いつもの場所が川からの濁り水で釣になりそうもないので、ずっと右手の濁りの影響 のない所に陣取りました。ここでは何と女の子の姉妹を連れた親子が既に始めていました。いやー根性のある親子です(^_^;)
 この親子、釣りは初めてだと言ってたんですけど、ゴンズイを釣って、「この魚なんて言うんですか?」と持って来ましたわ。教えてあげると子供の方が、「ほらやっぱりそうじゃん」とお父さんより詳しいみたいで(^_^;)。毒があるのは分かったみたいで怪我しないでよかったです。

ゴンズイまで居るのか、アイゴにゴンズイ・・・ここは毒魚の宝庫か(-_-;)  
3.新作浮き流失(T_T)
 この場所は、底の穴あきブロックがいつもの場所より手前で止まっているようで、7〜8mくらい先までしか入っていないようです。その先は砂地のようなんですが、あまり深くない感じです。
 しかもブロックの切れ目の段差が大きいようで、切れ目の先で掛けると20cmくらいの木っ端にでも潜られましたわ。いやーいつもの場所の方がよさそうです。
でも居る魚は同じのようで、木っ端も25cm程度、アイゴも40cm程度が程よく(^_^;)釣れました。

 潮は手前におっつけてくるんで、ちょっと油断してると底のブロックに根掛かりします。何度目かに根掛かりした時、いつものように道糸を手で引いていたら何と道糸から切れちゃいました。新作浮きが6〜7m先を漂ってます。でもまあ潮はおっつけてきてるんで、少し待てばタモの届く距離に流れて来そうです。

 と思ったのが甘かった(-_-;)。おっつけてきた流れは最後は護岸に平行に右に流れてるんですわ。新作浮きもその流れに乗って、岸から6〜7m程の所を右へ流れていきます。でも少しづつ近寄ってきてはいるようなんで、タモを抱えてずっとついていきました。時折タモを出してみると、あとちょっと、あと50cmくらいなんだけどなぁ。

 結局護岸の終わる所まで50m以上追いかけましたけど、それ以上岸に近づくことはなく、新作浮きは使用1時間ほどで自由の身になって大海原へと旅立って行きました(T_T)
 タモが届きそうで届かない微妙な距離で流れていくのを見送るのはほんと辛いです。くっそー浮き取るパラソルがあればすぐに回収できたのに・・・

 今度はパラソルを自作しようかと考えてます(-_-;)
山の神にさんざ文句言われながら苦労して作ってもリリースしちゃうんじゃ世話ないですわ。でもまた懲りずに作りましたよ。今度は前回のノウハウがあったので、なんと一日で完成しました。塗装の下塗りをいかに手抜きできるかが時間短縮の秘訣ですね。
 私の場合は桐の素材から削りだしたあと、まず全体に瞬間接着剤を含侵させるようにしました。表面強度アップと木の目止めに役立ちます。ただそのままではラッカー塗料が乗らず、後で塗装が剥がれてしまいます。そこでトールペインティング用のアクリル絵の具を塗り、ドライヤーで強制乾燥させて下地にしました。この強制乾燥が時間短縮に実に効果的です。

 新たに試した方法なので、塗料の剥がれ具合や表面強度などはこれからのテスト次第ですが、何より手間が省けて製作時間も短縮出来るしで、面倒な事が嫌いな私にもってこいの方法です。


PS:
 湯河原・熱海・真鶴方面で、赤い3枚羽根のトップを付けて、ボディー上部が白で、下が蛍光緑から青へのグラデーションになった20cmちょっとの長さの浮きが流れているのを発見された方、または回収された人いませんかねぇ(^_^;)
元気にしてるのかなぁ・・・


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