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2006年3月18日(神奈川県・真鶴) −冬眠明け−  
平成18年3月18日(土) 釣行データ 
釣行先 神奈川県真鶴半島
潮回り 中潮
干潮   0:30(54cm)
 12:55(27cm)
満潮   6:23(153cm)
 19:21(141cm)
*潮汐データは真鶴港のもの
気温 最高15度
南 5m
波高 1.5m
釣果 オナシタカッパ35cm+α 結果
このタカッパ尾びれが欠損してますんですわ(-_-;)
木っ端x10
タナゴ、ベラ
当日使用の道具と餌等
6kg
伊豆メジナ遠投
x1袋
オキアミ


当日のタイドグラフと釣果時間


釣行記

 いやー息子も第一志望に行ける事になり、やっと冬眠から抜け出すことが出来ましたわ。
さてそろそろと思ったんですけど、今の時期に釣りに行ってまともに釣れたためしがないんですよね。でも今年は水温の上がりが比較的早いようなんで、行けば何かは釣れるじゃろ。

 幸い気温も15℃位だということなんですけど、春先の安定しない天候がちょっと心配ではあります。午後から突然風が吹き出すのもこの季節に良くあることで、一日ゆっくり釣りが出来る保障もないんですけど、取り合えず2ヶ月半ぶりに真鶴に出かけることにしました。同行は最近いつもご一緒していただいているかっぱさんです。

1.カワウソに入れた
 真鶴の地磯はどこも混んでいて、われわれ電車組には辛い場所になってきてます。普通に歩いて入れるような場所は夜明け前には一杯になってなっていることが多く、なかなか場所の確保が出来ないんですよね。
 まあ平日か、天気予報が悪い時などは空いてる事もありますけど、今日は祝日に絡んでますし、天気予報も悪くないので混雑が予想されます。

 ところがカワウソを覗いてみると割と空いてるようで、右(湯河原寄り)こそ一杯ですが、左(三石寄り)に入れそうなスペースがあり、ばらさんポイントもバッチリ空いてます。
 先に来てらした方に挨拶して左に入れてもらい、状況を聞いてみると、小さいのは釣れてるようです。というか小さいのしか釣れてないという事なんでしょうけど(^_^;)
カワウソの左(三石寄り) カワウソの右(湯河原より)

 まあなんも釣れないよりは小さくても何かが釣れればもうOKですわ。早速支度に取り掛かり、私が一段下がったお気に入りのマイポイント、かっぱさんは"ばらさんポイント"に入って釣り開始となりました。
 
2.ギューちゃんか
 魚の活性は比較的高いようで、付け餌はすぐになくなります。これはおそらく海タナゴが突っついている性だと思うのですが、なかなか針には乗ってきません。
 じきに木っ端も湧き出して小さいながらも釣れてきます。ところが時間とともにだんだん活性が落ちて、餌も取られないようになってきました。
かっぱさんもよく掛けていたんですが、どうも赤っぽい魚ばかりのようです(^_^;)

 そんなちょっとダルダルした雰囲気の中で突然浮きがズポンと入りました。どうもさっきからちらちらと見えていたでかい奴が食ったようです。少し遠目の深いところで何匹かがうろうろしているのが見えていたんですが、ボラの様だったので無視していたんですが、そいつが食ったようです。

 ところが合わせた直後からかなりのトルクで引かれ止められません。片手で持っていた竿も耐えられなくなり、両手で支えた直後、スッポーンという感じで抜けました。その間2〜3秒の出来事でした。回収した仕掛けを見てみると、ハリスがチモトから切れてました。いやー何者でしょうか。

 悠調停さんは過去3度得体の知れない奴に秒殺されているそうです。おそらくこれも同じ奴だと思います。普通の魚のようにギュンギュン引くのではなく、強烈なトルクで止まることなくズルズル行っちゃいます。
 一つ心当たりといえばコブダイでしょうか。関東では数は少ないのですが、たまにデカイのが上がる事がありますので、まったくいないわけではないのでしょう。
 とにかく1.5号のハリスを秒単位で引きちぎって(噛み千切る?)いく奴ですから、かなり手ごわい奴に違いはないと思います。いつか正体を見てやりたいと思うんですけど、それにはイシダイ竿とワイヤーハリスが居るかなぁ。

いつ釣れるとも分からない奴相手にそんな道具で挑んで、それでチビ木っ端釣ってもなぁ(-_-;)
3.オナシタカッパ
 まあその後はまったく当たりも無くなって、餌取りさえも居なくなりました。また南の風を受けて結構波立っていて、時折右の窪みに波が当たって高くしぶきを上げるようになりました。
 今日はお昼に干潮で、それもかなり引く潮回りなんですが、それなのにこれだけしぶきが上がる程の波けだと、この後潮が上げてきた時にはちょっと厳しい状況になりそうです。もうそろそろ場所移動か撤収かの判断をしないといけないかもしれません。

 おかしいなぁ、ばらさんが近くに来たのかなぁ(^_^;)

尾ひれがあれば40cm級のタカノハダイ
 そんな雰囲気の中、久々に、ほんと久々に浮きが沈んで行きます。よっしゃ来た(^_^;)

 ガッツリ合わせるとなかなかの重量感です。ですが強い引きは無く、ただ重いだけです。それでもどっしりした重量感と頭を振るグワングワンといった引きで・・・ん?グワングワンとした引き?・・・この引きは確か・・・まさか・・・

 浮かせてくるとなんと黄色い縞模様が・・・やっぱこいつかい(-_-;)
しかし重い、引きは強くないんですけど重いです。波で揉まれてタモ入れに手こずりましたが何とか確保。

 いやーデカいタカッパですわ。ただなんと尾びれがありません。傷口は綺麗になっているのでかなり前に切られたものと思います。

サイズを測ってみると実寸35cm。もし尻尾があれば40cm級です。久々の大物に心が・・・曇りました(T_T)
4.どひゃ土砂振りだぁ(T_T)
 いやータカッパが釣れる様じゃもはやこれまで。かっぱさんからの場所移動しようという提案に私は依存ありませんでしたわ。
 そうと決まればさっさと片付けて早く移動しましょう。天気も悪くなってきたのでいつまで持つか心配です。で、荷物の片づけをしていると、かっぱさんが「あれ?つるぞうさん?」と・・・。まさかつるぞうさんが・・・来ましたわ(^_^;)

 いやなんでも用事のついでに様子を見に来たとの事ですが、なんとも絶妙なタイミングですねぇ、ちょうど場所変えするところなんですよね。マリーナまで乗っけてってください(^_^;)
 で、ちゃっかりマリーナまで乗せてってもらいましたがな。つるぞうさんは用事があるとの事ですぐに戻るそうなので、われわれを乗せるためだけに来たようなもんですわ。まぁ我々にしてみれば超ラッキーでしたが、つるぞうさんにはいい迷惑でしたね、失礼しました。またよろしくお願いします(^_^;)

 南面は風と波けで釣り辛かったんですが、北面は風裏でベタ凪。池のようです。初めから北面に入っていれば一日ゆっくり釣りができたのになぁ(-_-;)
 マリーナは相変わらずチビ木っ端の宝庫と化したままです。ただ餌が下まで落ちれば下にはちょっとまともなサイズが居るようで、22cmくらいのが食ってきました。でも22cmですけど・・・(-_-;)

 のんびりと木っ端の数釣りを楽しんでいたのですが、暫くして雨が降り出しました。まあ雨も覚悟していましたから我慢して続けました。暫くして止んだのでラッキーとか思っていたら、またすぐに振り出しましたわ(-_-;)
 そして暫くは我慢してやっていたんですが、だんだん雨脚が強くなり、さらには北の強風を伴った土砂振りになりました。

 もはやこれまで。慌てて荷物を片付けそそくさと撤収しました。

 いやまあ久々の釣行も雨に打たれて散々ですわ。ひょっとしてこれはオナシタカッパの祟りか・・・(^_^;)
しかしこれで今年の新たな目標が決まりました。

   「今度こそ尾びれの付いたタカッパの40cmアップを釣るぞ」(-_-;)

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