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2005年5月28日(神奈川県・真鶴) −木っ端の数釣り−   
平成17年5月28日(土) 釣行データ 
釣行先 神奈川県真鶴半島
潮回り 中潮
干潮   1:34(110cm)
 14:03(20cm)
満潮   6:12(139cm)
  22:05(134cm)
*潮汐データは真鶴港のもの
気温 最高25度
 微風
波高 1m
釣果 オナガ・クチブト24cmx5 結果
久々の木っ端の数釣り
 23cm以下 50
チビメバル
当日使用の道具と餌等
6Kg x2袋 オキアミ


当日のタイドグラフと釣果時間


釣行記

 いやー暖かくなりましたわ。この季節になると”イソヌカカ”が出てきますねぇ。これは”磯ブヨ”と呼ばれてる奴なんですけど、すごく小さいブヨです。大きさなんて2mm位しかないんですけど、こいつが強力な奴で、喰われると2週間くらい痒みに襲われます。
 ただ体質によって痒みの出方がかなり違うようで、私は「少し痒い気がする」といった程度にしかならないんですが、ひどい人では2週間くらい強烈な痒みが残ります。またそういう人は茶色っぽく痕が残ったりしますので始末が悪いです。

 家の女房がひどい方で、何年か前に城ヶ島で両足80箇所を刺されて、しばらくの間、脚が象のようになってましたわ。またその後も刺された痕が茶色っぽく残ってました。
 それ以来釣りに行くと言わなくなったのは言うまでもない事です(-_-;)

 今回の釣行でもかっぱさんがたっぷりと喰われて来ましたわ。一週間以上経った現在でもしこりが残っているそうです。イソヌカカ恐るべし(^_^;)

 なんで今回は魚の話ではなく、イソヌカカの話なのかといえば・・・まぁあえて説明の必要もないでしょう(T_T)

1.天気は・・・
 今回同行していただいたのは、去年の9月以来久々のかっぱさんです。かっぱさんといえば立派な黒鯛師としてなかなかの実績を上げるようになりましたで。いや私の身近に居る関東の黒鯛師でかっぱさんほど実績を挙げて居る人を私は知りませんわ。(って彼のほかに関東の黒鯛師は知らないんですけど・・・(-_-;))

 ということでかっぱさんは終始黒鯛狙い。私は木っ端の数釣り狙い。まあこの時期なら木っ端もホイホイ入れ食いになるでしょうし、サイズ的にも30cm前後がポツポツ混じるでしょうし、木っ端釣りのほうが面白いと思うんだけどなぁ(^_^;)

 いやーしかし一日いい天気でした。事前の天気予報では一日曇ということだったんですけど、とんでもない、日焼けしましたわ。 
2.崖下り怖い(T_T)
崖下りの難所 釜の口
 今回も目的地は釜の口。今回は”あい”さんのヘルプがないので崖下りはちょっと心配ですわ。案の定降りる時に脚が滑ってあわや逆さ吊りになるところでしたわ。必至にロープを掴んでいたので手の平と指の皮がズル剥けただけで済みましたが、いやーひやひやしますわ(^_^;)

 最後の恐怖のロープ下りの手前を右に降りて行く岩場があるんですけど、そっちの方が楽かなぁ。でもそっちは掴まる物が何もなくて、滑ったら下まで一気ですわ(-_-;)
 まあ一気に滑った方が早くていいかもしれんけど、その代わり骨の一本二本は犠牲にしないといかんかもしれませんわ。 

 どっちにしても足腰の弱い中高年にはちょっと厳しい場所です。せめて荷物がなければこんなに苦労はしないんですけどね。道具一式にコマセ6kgだと、やっぱ登山家くらいの体力が必要ですわ。
 いやー釣りに来てロッククライミングも同時に味わえるなんて、なんて幸せな釣り場でしょう(-_-;)。”にん2”さんが好んで行くのが分かります(^_^;)。

ああー帰りはこれを登らんといかんと思うと憂鬱ですわ。
3.ところでばらさんは
 今週は”にん2”さんはお子さんの運動会だということでお休みだそうです。雨が降ったら運動会は中止なので釣り場で会いましょうとか言われたんですけど、私は雨が降ったら釣りがお休みなんですけど・・・(-_-;)
 結局”にん2”さんは、日曜日も仕事の都合で釣りに行けなかったらしいんですけど、これでずっと続いていた連続釣行記録がストップしたそうです。去年の9月からでしたっけ?何週連続だったんでしょう(^_^;)

 ところで今回もばらさんは同行の予定だったんですけど、釜の口の崖下りはかなり厳しいので、私の方から電話で止めた方がいいと言いましたわ。
 いやー”あい”さんが居れば何の問題もなかったんですけどねぇ。この”あい”さんていう人は、昼間の釣れない時間帯にはあの崖を登り下りして遊んでるらしいんですわ。ばらさんくらいなら担いで上がっちゃいますわ、きっと(^_^;)

 という事で今回はばらさんには悪い事しちゃいました。今度は一緒に崖下りしましょう(^_^;)
4.釣況は・・・
 苦労して降りて行った釣り場でしたけど、予想したほど木っ端の活性が高くなく、しかもネンブツダイやらキタマクラやらがウジャウジャしててとてもまともな釣りが出来るような状況ではないです。
 コマセを打つと下のほうでは木っ端が寄って来るんですけど、上のほうにはネンブツ君とキタさんが待ち構えているのでなかなか木っ端のところまで餌が届きません。

黒鯛狙いだったかっぱさんはブダイ32cm
 こんな時は「ドカ撒き作戦」で行きましょうか。ドカドカと大量にコマセを撒くと木っ端の活性が一時的に上がるので、ネンブツ君とかキタさんを蹴散らして、木っ端が我先に餌を取る様になります。
 ただし、しばらくすると信じられないくらいの数の餌取り軍団を大量に寄せてしまい、あたり一面餌取り軍団に支配され、木っ端の勢いを上回ってしまいますので止めた方が良いです(-_-;)

 で結局、「時間差攻撃」と「あっち向いてホイ作戦」を組み合わせたオーソドックスな作戦に切替えましたけど、どうも効率が良くありません。
 コマセを打ってよく見ると、コマセの落ちた極狭いエリアだけに一瞬木っ端が湧いて、じきにネンブツ君の塊になっています。

 そこでコマセを打った場所にすかさずピンポイントで仕掛けを入れると一投一尾で掛かってきます。名付けて「ピンポイント作戦」。いやーまた一つ木っ端釣りの技が増えましたわ(^_^;)
 ただコマセから1m以上離れたり、タイミングが少しでも遅くなるとネンブツ君の餌食になります。

 しかしこんなに苦労したのに24cmが最長寸とは・・・(T_T)
 いやー底の方にはもう少し型の良い奴も見えてるんですけどねぇ、私にはこれが精一杯でしたわ。今度はノリでも試してみようかな、餌が下まで届けば少しは型の良い奴が掛かると思います。

 さてさて帰りの登りも苦労しましたわ。いくら荷物が軽くなっているとはいえ、崖登りはほんとにキッツいですわ。帰りの電車では脚が攣って、かっぱさんに笑われ通しでしたわ。

もう少し体力付けんといかんなぁ(-_-;)

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