釣行先 神奈川県 真鶴半島・真鶴港 潮回り 小潮 干潮 5:34(53cm) 20:13(97cm) 満潮 13:51(133cm) *潮汐データは真鶴港のもの 気温 最高22度 風 北 微風 波高 0.5m 釣果 メバル 26cm 結果 メバル26cm 自己記録更新 コッパx50 同行 杉さん、ばらさん
朝起きると雲は多いが雨は降っていない。よっしゃ、思わずガッツポーズですわ。いや晴れたのが嬉しいんじゃなくて、雨男と言われないで済むのが何より嬉しい(^_^;) 今日の目的地は前回と同じ真鶴・磯崎港。真鶴港・磯崎かな?どっちが正解なんやろか。まあどっちでもええがな。とにかくあそこですわ。 いつものように青木さんで餌を購入してタクシーで真鶴港まで行きましたわ。いや前回と一緒で時間が早いから、まだバスが動いてないんです。 真鶴港に着くと既に杉さんが始めていて、その隣に入れてもらうことにした。釣り人は比較的少なく、4〜5人が竿を出している程度で、かなり余裕がある。 ところでばらさんはというと、またまた「寝くたれ病」が再発したのか、昼頃の到着になるようだ。まあ今日は空いてるし、昼頃に来ても場所は確保できるでしょう。 それより、この前みたく早く来られた方が困るわ。とにかく前回はばらさんがあんなに早く来たもんで、風神がびっくらこいて、とんでもない大風を吹かしちゃったんですわ。今日は大丈夫でっしゃろ。
さて今日はカイズをメインに狙うことにしたんですわ。そこで藤沢のウキ屋さんに行って”ピンポイントチヌ”を買ってきてありますわ。まあカイズ狙いといっても木っ端ちゃんとも遊びたいんで、グレ用には”バトルグレ”も持ってきてます。 コマセはオキアミをメインにしてますから、本格的なカイズ狙いというよりは、木っ端をメインにして、カイズも来ればいいなぁという配合か。この辺がいやらしいところで、どうも本格的なカイズ狙いにいけない・・・というか、木っ端から離れない木っ端スペシャリストの嵯峨でしょうか(^_^;) 取り敢えずカイズ狙いは朝マズメ・夕マズメに絞って、日中は木っ端でお茶を濁すという合理的な方法(^_^;)で行く事にした訳ですわ。 朝一の配合は、オキアミに”ピンポイントチヌ”・・・なんですが、オキアミが凍ってて砕けませんわ(-_-;)。クラッシャー使ってくれば良かった。それよりも解凍を予約しとけばよかった。 いや解凍の予約は出来ないんですわ。いやいや出来ます。お店もちゃんとやってくれます。問題はお天気ですわ。もし雨になったら予約のドタキャンになっちゃいますもんねぇ、だから雨でも行く覚悟の時は解凍を予約するんですけどね。今回は・・・(^_^;) 取り敢えず、数年ぶりに使う0.5号負荷の自作棒浮きにベタ底狙いでスタートですわ。付け餌はオキアミで始めたんですが、こりゃ数秒で無くなります。当たりも出ませんわ。仕掛けが馴染む前に既に無くなってるようで、オキアミは早々に見切りをつけ、白ダンゴに変えました。 しかし浮きが動きませんなぁ、いや正確には動いてます。潮に流されて横に・・・。なんやねん、浮きは縦に動いてナンボやないんかいな。横には動いても縦には一向に動きませんがな(-_-;) あかん、退屈やわ(-_-;) ダンゴ餌には丸いかじり跡がくっきり付いてます。こりゃいかん、キタさんですわ。底に居るのはキタさんばかりのようで・・・
そうこうしている内にコマセに木っ端が寄りだしましたわ。おうおういっぱい居るがな。サイズはチビばかりでも数は結構いますなぁ。 ちなみにコマセの中にオキアミ餌でそっと針を入れてみると、グイーンと軽快に引き込みます。これこれ、これでんがな。木っ端ゲット(^O^)/ 仕掛けは底狙いのままですから、竿で餌を吊って棚を合わせます。こりゃ完全な宙釣りですわ、浮きなんて必要ありませんがな(-_-;)。いきなり竿を引き込む当たりが豪快で楽しいもんです。 しかしここの木っ端はめちゃスレてて、すぐに反応しなくなります。そうなると寂しいもんで、本格的に木っ端狙いに変更。予定よりちょっと早い、いやかなり早い変身ですが、目の前のスレた木っ端に木っ端スペシャリストの血が騒ぎ、もう我慢できませんでしたわ。 そうそう、私も杉さんも配合剤は共に”ピンポイントチヌ”を使ってたんですが、私の方には木っ端がお祭り状態なのに杉さんの方はそれほどでもないです。この違いは、コマセの主体がオキアミかどうかの違いのようです。 杉さんはアミエビとサナギ粉を混ぜています。私は主体がオキアミになるような配合で、その違いが如実に出ています。いやーやっぱり木っ端を釣るにはオキアミがないとあきませんなぁ。って今日は一応カイズ狙いなんですけど、何か間違えてますか・・・(^_^;) グレーズのL−00に自作の当たり浮きを付け、浮き下は矢引くらいで快調に数を稼ぎますが、とにかく小さい(-_-;)。良くて22cmじゃちょっと物足りないんですけど、それでも元気良く引き込まれると、ちょっと焦ってしまうのは、最近いかに大きなのを釣っていないかの証明のようです(T_T) 杉さんのカイズ26cm 順調に数を伸ばし、20か30位釣った頃でしょうか、真剣にカイズを狙い続けている杉さんに「退屈そうですねぇ、木っ端遊びの方が楽しいですよ」とか軽口を言ったそのすぐ後、杉さんが「気配がする。前当たりがあった」と真剣モードに突入しました。 そのすぐ後ですわ、ピシッと鋭い合わせの後、なんと竿が曲がってます。あれれほんとに来ちゃったの?しばらくのやり取りで浮いてきたのは紛れもない銀白色です。丁寧にご自身でタモ入れされたのは26cmの見事なカイズです。 堤防上はヒーロー誕生のような状態になりましたわ。ここでカイズを釣るのを見たのは皆初めてでしょう。私も初めてです。いやそれどころか、そばで釣れたところを見たのも初めてですわ。 ここはアクセスがいいのでファミリーフィッシングの人達が多いし、釣り方もサビキあり、投げ釣りあり、ルアーあり、餌木ありですが、どうやったって普通はカイズが釣れることはないです。
いやー隣で釣られちゃいましたよ。しかも私が木っ端ちゃんと遊んでる間に。私も直後に心を入れ替えてカイズ狙いに復帰したことは言うまでもない事です(^_^;) だいぶ日が高くなってきましたが、朝方と状況はずいぶん違ってきているようです。ベタ底狙いの仕掛けにも当たりが出るようになりました。 これこれ、これでんがな、やっば浮きは縦に動いてナンボですわ。でもその当たりは何かガサツで、びくんびくんしたもので、とてもカイズの物とは思えません。 それでもすーっと消しこんだ当たりに合わせてみますが、素バリを引くばかりで一向に乗ってきません。そこで待てるだけ待って軽く聞いてみるとゴツゴツと生物反応は確認できます。 何度かの試行錯誤の末やっと針に乗ってきたのは10cm程度のベラ(T_T)。どっしぇーベラ君かいな。 一気にやる気がうせていきましたわ(^_^;) そんな盛り上がらない雰囲気(盛り上がらないのは私だけですが・・・)の中で、昼過ぎになってようやくばらさんの登場です。ずいぶんお早いお着きで・・・(-_-;)
しばらくカイズ狙いでやった性で、夕マズメ分の配合剤が心細くなってきたため、再度木っ端狙いに変更する事にしました。 相変わらず木っ端は順調に釣れてきます。いやー狙った魚が狙い通りに釣れるのが一番楽しいですなぁ。いまいち盛り上がらなかった気分も徐々に回復してきましたわ(^_^;) その頃から回りには地元の子供たちが集まってきました。いや私の所に集まってきた訳ではなく、どうも地元の子供たちの釣り大会のような雰囲気ですわ。堤防のこっち側と向かい側の子供がでかい声で話し合ったり、すぐ後ろでいきなり投げ釣りを始めたり、私のコマセのところにサビキを入れてきたり、そりゃもう大変な騒ぎになってきましたわ(^_^;) 自己記録 メバル26cm 私が木っ端を釣るたびに、わあデカイとか言ってるんですけど、20cmくらいなんですよね(^_^;)。22cm位の奴を「上げようか」と言ったら喜んで貰ってくれましたわ。 それからはかなり賑やかな中での釣りになりましたが、サイズも上がることなく、コンスタントに20cm程度の木っ端が飽きない程度に釣れ続きました。 待望の夕マズメを迎えましたが、結局カイズの姿は見られず、最後に残ったグレ用の配合餌で、締めくくりの木っ端狙いをしていた時、出ましたデカメバル。今までのメバルの自己記録は24cmだったんで、見事自己記録更新です。 いやしかしデカイですわ、と言うか分厚いです。25cm超えると途端に分厚い体になるんですね。いやーやっと写真が一枚撮れましたわ。今日は写真なしかなぁと思ってた矢先なんで感激がひとしおですわ(^_^;)
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