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2004年6月19日(神奈川県・真鶴) −げげっ大ウネリ−      写真あり
平成16年6月19日(土) 釣行データ 
釣行先 神奈川県三浦・城ヶ島
潮回り 大潮
干潮  11:38(0cm)
23:46(104cm)
満潮  4:22(159cm)
18:49(150cm)
*潮汐データは城ヶ島のもの
気温 最高30度
南西のち南 15m
波高 2.5mうねり
釣果 クチブト 26cm、28cm 結果
あのコンディションなら
まあまあかなぁ
コッパx15、タナゴx2
同行 和さん、杉さん
当日使用の道具と餌等
6Kg x1袋 ボイル
オキアミ


当日のタイドグラフと釣果時間


釣行記

 3月・4月・5月とこのところ続けて三浦へ釣行している。いやー三浦は釣れませんなぁ・・・(-_-;)
それでも数年前に比べれば少しは腕も上がったようで、何かしらの魚は掛けるようになった。いや行く場所が良くなったのか・・・。まああまりに三浦が釣れないために真鶴への釣行が多くなった事は確かだ。

 しかし最近歳のせいか体力的に遠出がきつくなり、伊豆半島なんてとんでもなく遠いところのように感じてきた。そこへいくと三浦半島は、朝なら家から一時間で行けちゃうんで楽ちんなんですわ。これで釣れれば文句はないんですけどねぇ。

 今回は海苔メジナにチャレンジしようと三浦の高磯を目的地に考えていた。午前中はオキアミで木っ端の数釣りで時間をつぶし、お昼の干潮時に港に海苔を採りに行って、午後からは海苔メジナ狙いで、夕マズメには一発ドカンというシナリオだ。ところが数日前から沖縄の南に台風が接近しており、その動きが気になっていた。幸いな事に釣行当日はまだ沖縄の南海上にあり、大きな影響はない様であった。

1.考え甘かったわ
 当日わずかに先に現地に到着した杉さんから、「高磯は波かぶって全滅、城ヶ島水っ垂に向かう」とのメールが入った。いやーそんなにひどいのかいな、まいったなぁ。台風なんてまだ沖縄の南にいるのに・・・
 確かにこの季節にしては珍しい記録的な大型台風だといっていたけど、もう影響が出てるのは信じられませんわ。でもわざわざ危険を冒すこともないので、私も城ヶ島に進路を変更しました。

 新潟鉄工そばの駐車場に着くとちょうど和さんも着いた所で、杉さんは一足先に向かったとの事。私は取り合えず黒島の様子を見に行ってみる事にしました。新潟鉄工の護岸は風は強いものの波はさほどではなく、竿を出すのに問題はないようです。

 ここで杉さんに電話をしてみると、ちょうど対岸を釣り座に向かうところで、手を振って挨拶しちゃいましたわ(^_^;)
 ここからは水っ垂から安房崎までが一望できるので状況を見てみると、潮見の先は波を被っているようで、そこまでは行けそうもないが、潮見のあたりは何とか竿を出せそうだと杉さんに報告し、私も後を追う事にしました。

 水っ垂を越え、潮見まで行くが、釣り易そうな場所には既に人が入っており、ハエ根の出た場所しか空いてません。ハエ根といってもかなり沖まで張り出しており、かなり釣り難い場所です。しかし贅沢は言ってられないのでその辺で始めることにしたが、3人並んで竿を出すにはちょっと狭い場所なので、私は少し戻った場所で竿を出す事にしましたわ。
2.うわっ本イシだわ
 私の釣り座は、そこ一箇所だけハエ根が切れて、幅3mくらいのワンド状になっている場所で、そこなら何とか釣りになりそうです。しかし両側から根が張っているので狙いはピンポイント。しかも風が右から吹いているので狙った場所に仕掛けを落ち着けるのはかなり神経を使いますわ。

 他にめぼしい場所がある訳でもないのでそこで始めることにしたのですが、左側には底物狙いの釣り師が私の前の方に向かって仕掛けを入れており、あまり遠投もできない。後から入ったから文句は言えないが、ちょっと邪魔だなぁ。

 準備を終えて第一投。かなり潮がもんでいて、なかなか仕掛けが落ち着かない。ハリスにG5のガン玉をうって、何とか落ち着かせるが、風で道糸が引かれ左に流される。かといって道糸を沈ませると潮にもまれて根に掛かってしまう。こりゃなかなかテクニックが要りますなぁ、こんな時技術を持ちあわせていないと非常に困りますわ(T_T)

 何とかだましだまし仕掛けを流していると、浮きにわずかな変化が出るようになった。ただしっかり沈むような当たりではない。そこで出来るだけ糸を張って待つようにしていると、クンクンという軽い当たりが手元に響き、浮きがスーッと入っていった。軽くあわせるとしっかり魚が乗った。あまり大きくない(^_^;)
クチブト26cm。まあこのコンディションで釣果が出ただけでも上出来かな。

 その後はなかなか食い込まないまま餌がなくなる状態になり、少し苛立ち始めた頃にその騒ぎが起こりました。
 私の左から私の釣り座の前の方に向かって仕掛けを出していた底物師の竿に当たりがあり、大合わせをくれました。まあどうせウツボだろうし、お疲れなこった・・・とか思っていたらどうもウツボではないようです。かなりの引きで抵抗してます。私も他人事ではなくなって竿を置いてカメラを構えることにしました。どうせ今釣れないし・・・(^_^;)

 しばらくの格闘の後上がってきたのはなんと綺麗な7本縞です。サイズもかなりで50cm以上はありそうです。早速その人のところへ行って記念写真取らしてもらいました。いやーなにしろ目の前で石鯛が釣れるなんて思ってもみなかったし、もちろん始めて見るシーンですよ。居るんですね石鯛。54cm、3kgあったそうです。
3.もうあかん
 騒ぎも一段落し、自分の釣りに戻ってしばらくしたあと、やっと手ごたえのある奴が来ました、クチブト28cm。まああの石鯛を見ちゃった後はずいぶんと見劣りしますけど・・・(^_^;)
 よしこれからだ・・・と思ったものの、勢いだけが空回りで、後はタナゴと木っ端がちょこっと来たくらいでさしたる見せ場もないまま時間だけが過ぎていきました。

 あっ木っ端の入れ食いタイムもありましたよ。そこで集中的に10匹くらい釣りましたけど、兎に角小さい。良くて20cmくらいです。
 まあ釣れないよりは何倍も幸せですし、ましてここんとこ入れ食いなんてなかったから・・・いやあったわ、真鶴でフグの入れ食いが・・・(-_-;)

 考えてみると、3月に諸磯に行って以来のメジナ釣りです。その間には何とか黒鯛をと奮闘したもののボラ君に遊んでもらっただけだし。久々の入れ食いタイムでしたわ。
 やっぱ釣りは釣れないと面白くないですなぁ。私の場合、釣れてさえいればそれがどんなに小さくても満足なもんで、久々の満足釣行と言えるかもしれませんわ(^_^;)

 でも入れ食いタイムも一時だけでしたね。潮が満ちてくると共にだんだんとウネリが大きくなり、どんどん釣り難くなってきます。
 ここは両側から根の張り出した狭いポイントなので、うねりや風が強くなるともうどうにもなりません。右からのウネリが根を超えて流れ込み、洗濯機の中のような状態です。

 かといって遠投しても、風と潮の流れで直ぐ根に掛かりますし、道糸が手前の根に巻かれて高切れもします。もはやこれまでと竿を上げたのが13時頃。
 和さんと杉さんはまだ頑張っているようですけど、もう時間の問題でしょう。あっちの足場も時折波が洗うようになってますし、だんだん危険な状況になってきました。
そろそろ撤収しましょう・・・(^_^;)
 いやー残念ですけど、自然には逆らえません。今まで竿を出していられただけでもラッキーだったと思いましょう。しかしちょっと早めの撤収なもんで、こんなに早く家に帰ったら怪我でもしたのかと心配されちゃうと和さんが言うもんで(^_^;)、ファミレスで反省会をして帰る事にしました。

 前回の三浦での怖い出来事とかいろいろ話をして、いやー今日はここが一番楽しかったわ(^_^;)

PS:
 まあどうでもいいっちゃぁどうでもいい話ですけど、この日の帰り道が記録的な渋滞でしたわ。横横に出るまでの道がやけに空いてたもんで、今日は横横を使わないで下道で帰ろうと思いましてん。
 逗子の手前当たりまでは非常に順調で、こりゃ高い金払って横横使うなんて馬鹿らしいなぁとか考えてたんですわ。ところが逗子の手前から混み始め、鎌倉・大船と大渋滞(T_T)

 こんな事なら鎌倉回りじゃなく藤沢回りにしとくんだったわ。ラジオの渋滞情報では藤沢の混雑は言ってたけど、鎌倉の渋滞なんて言ってなかったもんで、あえて藤沢を外して鎌倉経由にしたのに・・・

 ああーラジオの渋滞情報なんて役に立たんわ・・・(-_-;)

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