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2004年3月13日(神奈川県・諸磯) −初メジナ−  写真あり
平成16年3月13日(土) 釣行データ 
釣行先 神奈川県三浦半島・諸磯
潮回り 小潮
干潮  2:05(82cm)
15:15(38cm)
満潮  7:59(138cm)
22:19(109cm)
*潮汐データは諸磯港のもの
気温 最高15度
微風のち南西 15m
波高 1m
釣果 オナガ 24cm 結果
タナゴ、フグ
当日使用の道具と餌等
6Kg x1袋 オキアミ
スーパーハード


当日のタイドグラフと釣果時間


釣行記

 いやー寒いでんなぁ、この寒いのに海に釣りに行く人の気が知れんわ。でも今年は例年に比べて暖かい方だとか。
でも3月の声を聞き、急に春めいた暖かい日が続くようになり、やっと釣りに行ってもいいかなぁという気になってきた。
 だが水温はどん底で、三崎辺りでも11℃まで落ちている。これじゃあいくらなんでもフグも釣れませんわ(-_-;)
しばらく水温とにらめっこしてしていた3月7日、夕方になって急に水温が上昇した。それも一気に14℃まで上がった。その後14℃〜15℃辺りで推移し、こりゃ本格的にシーズン開始ですわ。

 数週間前からかっぱさんと釣行の予定を立てていたのだが、週末ごとに天候が崩れ、仕事が入りで流れていた。まあ実際のところは暖かくなるのを待ってたんですけど・・・(^_^;)
 しかしここへ来ての水温上昇でもう我慢できません。絶対行く覚悟であちこち情報収集したところ、潮回りは3/20,21が最高なんですけど、なんと春分の日の連休だし、学校も休みに入るので混むのは必至。
 そこでその前の13,14で調整してたんですわ。しかしかっぱさんは仕事で13日は無理、14日なら何とかという事なので、私も14日に出撃という事で照準を合わせていた。

 ところが12日になってかっぱさんの仕事が終わりそうもないとの事で、かっぱさんには悪いんだけど急遽13日に行く事にした。といってもその決断をしたのが夜の10時過ぎ。慌ててばらさんに電話をしたが、さすがに前日のこの時間ではばらさんも準備がままならず、いや気力がままならないか、欠席するとの事だ。
 でも確かイチローさんは行く予定になってたから、行けばイチローさんに会えるかもしれない。久々の三浦に出撃だ。

1.おおーお立ち台が・・・
 久々に車での釣行で、帰りの渋滞を考えると気が重いが、まあ三浦へ行くなら車で行くしか手がないからしょうがない。
 4時半起床で5時出発。電車と違って自分の好きな時間に出られるからその点では気が楽だな。しかも早朝の道は空いてて気持ちがいい。一時間少々で諸磯に着いてしまった。こりゃ近くていいわ。これで釣れれば文句なしに通うんだけど、なにしろ釣れないんだわ。いや真鶴に比べてなんですけどね。

 真鶴なら私でも釣れるんだけど、三浦では私には釣れない。この微妙な違いが分かっていただけるだろうか。三浦は私にとってはそれほど難しい場所なんです。まあ真鶴なら何にも考えなくても木っ端がそこそこ釣れるんだけど、三浦では何にも考えないと何にも釣れない。という事は、いかに何も考えてないかという事が再認識できる厳しい場所なんです(T_T)
高飛び込み、別名お立ち台

 さて諸磯に着いてみると、駐車場には既に4台の車が停まっている。停めるスペースはまだあるのだが、無理して停めると今度はUターンが出来なくなり、帰りに困る事になる。まあ帰りは帰りで何とかなるでしょ。
 それよりイチローさんの車がないなぁ、今日は来てるはずなんだけど、仕事が入っちゃったのかなぁ。イチローさんのことだから来てるとすれば、6時前には入ってると思うんだけど・・・

 釣り場へ着いてみると、先釣者は2名。それぞれ先端に近いところに入っている。その2名の間に高飛び込みという名所があるのだが、そこはぽっかりと空いている。
 あららそこが空いてるの、でもそこはお立ち台みたいで目立つからなぁ、上手い人だったらいいけどねぇ、どこか他にいい場所はないものか(^_^;)

 しかし結局厚かましくもそのお立ち台に入る事にした。両側の人にご挨拶してしばらく様子を見ていたが、海には一面に海タナゴが湧いていて、かなり厳しい状況のようだ。何も釣れている様子がない。
 それもベタ凪で、もう少し波っけが欲しい所だ。
2.厳しいわ
 まぁ考えていてもしようがないので、早速準備に取り掛かった。しかし場所も確保できたので、直ぐに釣り始めず、しばらくは回りの写真を撮ったり、周辺の様子を観察したりしてみた。
 既に夜は明けているが、東に雲があり日が射してはいない。西に見えるはずの富士山も曇って見えない。だが南西側は雲がなく、このあとは晴れて日が差してきそうだ。
オナガ24cm

 しばらくした後コマセを撒いてみたが、案の定タナゴが大量に湧いていて、まるでタナゴの養殖場の餌の時間のようだ(-_-;)
 これだけ湧いていると、近めにコマセで寄せておいて・・・なんていう小細工は効きそうもない。近めも沖めもタナゴだらけだ。

 コリャ厳しいわ、どないしょ(-_-;)。まあええわ、のんびりタナゴ釣りでもしようか。と大して期待しないではじめた二投目、当たり浮きがヒョロヒョロッと力なく沈み始めた。あータナゴかぁと合わせみると、タナゴにしては元気のいい引きで24cmのオナガが来た。
 しかしこの子、尾びれがでかいわ。アンバランスなくらい尾びれがデカイ格好いい奴でしたわ。

 おおーこりゃ幸先がいい。二投目にしてこいつが来るとなると、今日はバホバホかなぁ(^_^;)

甘かった・・・
3.イチローさんが
 そのあとはどこにどうやってもタナゴの餌食で、しかも当たりも出ずに餌を取られるだけで、めいっぱいストレスの溜まる釣りとなってしまった。
イチローさんゲット
 もうこうなったら当初の予定に立ち返り、のんびりとタナゴ釣りでもしようか。と思っていた矢先、後ろから急に声を掛けられた。振り返ってみるとなんとイチローさんが来ていた。

 おおーイチローさん、ご無沙汰ですねぇ。いやー突然来ちゃってすいません、いろいろありましたもんで(^_^;)

 しかしイチローさんより先に釣り場に入って、しかもイチローさんより先に釣っちゃうとは思ってもいませんでしたわ。私も上達したもんです。

そうかぁ?(-_-;)

 まあそれは置いとくとして、イチローさんはしばらくして27〜8cmの奴を上げました。早速負けてるし・・・(T_T)
4.急に風が・・・
 イチローさんのお友達Sさんも後から来るという事で、私の左側に場所を確保したんですけど、私の感覚から考えるとどうも近すぎるような・・・
 私に近い分にはいいんですけど、直ぐ左の人と競合しそうです。しかしまあこれが三浦標準なんでしょうねかね(^_^;)

 いや私が上手ければいいんですけど、仕掛けを投げれば、どこに飛んでくかは仕掛けに聞いてくれ、とか、コマセを投げても最低3回は投げないと浮きの近くに行かないとか、そんな私には間隔が狭すぎるようなんですわ(T_T)

 そこでSさんが来た時には私の場所を譲って、私は最先端の低い場所に移動する事にしました。今日は干潮だし、この低い磯でも十分釣りになります。しかしそこは皆敬遠するような場所で、実績もないという事です。
 実績がないって言ったってあんた、私なんて朝一の木っ端オナガ以来なんも釣れてなんですから、実績も何も関係ないっちゅうねん(-_-;)

 その低い場所でしばらく釣ってたんですけど、やはり釣れるのはフグですわ。でもクサフグではない少しデカイ奴ですから、少し重いです(^_^;)
 でもやはりフグが寄りだすと針の消耗が激しい・・・(-_-;)

 そこでしばらく我慢してやってたら、先端部に入ってた人が上がるようで、その場所に移動する事にしました。この人のバケツの中には35cm以上はあるクチブトが入ってました。あれれ、いつの間に釣ってたんだろ。この人にも完敗してしまったわ・・・(T_T)

 場所移動した頃から南西の風が強くなり、じきにかなりの強風になりました。真正面からの風で、コマセが飛びません。
 こんな風の中でもイチローさんは、先ほどと同じ場所に仕掛けを投げてますわ。おまけにコマセも風に負けずよく飛んでます。やっぱいい道具だと違うなぁ。

道具の問題か?(-_-;)

 もうこうなると私は戦意喪失。正面からの風は私の天敵です。昔の「返りコマセ」の恐怖が蘇りますわ。
もう「芳醇な香り立つ男」にはなりたくないねん。退散、退散。
 いやー、結局風に負けて欲求不満のまま帰ってきましたわ。一日いいコンディションの中で釣りをしてみたいもんですわ。
 しかしイチローさんたちは、風が強くなってからはメカブ採りに行きましたわ。私もついて行ってメカブとワカメをお土産に貰って返りました。
 しかしイチローさんは懐が広いというか、釣りが出来なくても他の楽しみを持ってるんですねぇ。そんなところもイチローさんを見習うところです。

 やっぱ私の師匠はイチローさんですわ。ずっとついていきますんでデカイの釣らせてください(^_^;)


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