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2004年1月31日(神奈川県・真鶴) −2004年初釣り−
平成16年1月31日(土) 釣行データ 
釣行先 神奈川県真鶴半島・対石
潮回り 長潮
干潮  4:25(97cm)
18:52(42cm)
満潮  1:48(101cm)
10:25(124cm)
*潮汐データは真鶴港のもの
気温 最高10度
北西のち南西 5m
波高 1m
釣果 カサゴ 22cm 結果
ベラ、タナゴ、フグ
当日使用の道具と餌等
6Kg x1袋 オキアミ


当日のタイドグラフと釣果時間


釣行記

去年は何年かぶりに記録更新しましたけど、それにしても夢の島で50cmクラスの観光メジナがウジャウジャしてる中から引っ張り出したのが33cmですからねぇ(^_^;)
やっぱり木っ端スペシャリストを自認するだけの事はありますわ。立派なもんです(T_T)

 さて2004年の初釣りにやっと行ける事になりました。場所は真鶴なんですけど、同行予定のばらさんのリクエストでカワウソを目指す事にしました。だけど土曜のカワウソなんて暗いうちに行かないと入れませんで(-_-;)。まあ一杯なら対石方面を目指すつもりで、デメモトで行く事にしました。

1.満員やがな(-_-;)
 当日は杉さんも真鶴に調査釣行に行くという事で、青木釣具店で合流し、番場浦の駐車場まで乗せていただきました。
 なんと車が大量に停まってます。どひゃー、ちょっと天気予報が良いとこんなに混むんだわ。これじゃカワウソはおろか竿を出す場所があるかどうかも心配です。

 海岸に降りてみると、榊が下は比較的空いてそうですが、4名が向かう途中です。カワウソも結構入っていて、何とか割り込めるスペースはありそうですが、そんな窮屈な思いをしてまでやりたくもないし、対石方面へ流れる事にしました。
杉さんと、片磯・鉄棒方面
竿の出せそうな場所はことごとく人が入っている

 途中の鉄棒辺りも結構人が入っており、対石方面はさらに人がたくさん入っています。まあ考えていてもしようがないので、とにかく奥まで歩き、”対石一番”にわずかな隙間を見つけました。先釣者の親子に聞いてみるとOKとの事で、そこに腰を落ち着ける事が出来ました。

 ですが、先端は親子がやってますので、私は中間地点のウシノクソ向かい。杉さんは”一番の右”の先端に入りました。何とか釣り座は確保できましたが、この場所はハエ根がきつく、これから干潮になるコンディションではちょっと釣り辛い場所です。

 もともと”対石一番”は全体にハエ根がきつく、先端部からのウシノクソ方向への遠投か、もしくはハエ根の際を狙うのが普通です。私の入った根元に近い部分は砂地が混じり海底は白くなっています。暖かい時期ならここへコマセで寄せて釣る事もできますが、この水温の低い、海水の澄み切った季節には、夕マヅメや余程条件の良い時でないとコマセで呼び込むのは不可能です。

 取りあえず、30mほど沖の沈み根回りにポイントを設定し、そこを重点的に攻めてみる事にしました。本当なら沈み根の向こう側に仕掛けを入れたいのですが、結構根がきつく根掛かりが多いので、根の手前から狙うことにします。
2.厳しいわ
 しかし海水温はずいぶん低いです。バケツに汲んだ水が冷たく感じます。推定13℃位ではないでしょうか。まあ一年でも最も水温の下がる時期ですからしょうがありませんけど、ちょっと冷たすぎですわ。魚の気配がまったくありません。先に入っていた親子に聞いてみても、朝からベラが釣れただけだそうです。

 沖の根回りでは、結構餌が取られます。ただ気になるのは針に傷が付く事・・・。オキアミカラーの針を使っているんですが、このオキアミカラーが剥がれるんですわ。これはキタマクラかフグの仕業です。案の定、釣れて来るのはフグ。厄介な事にハリスを噛み切っていくので、針がなくなりますわ(-_-;)

 仕方なく沖の根回りに見切りをつけて、手前のハエ根の際を攻める事にしました。しかし魚の気配がない・・・。でも何とかオハグロベラがヒットしてきました。こいつらでも良いからコンスタントに釣れないかなぁ・・・(^_^;)
しかし現実は厳しく、その後当たりは途絶えた・・・(T_T)
当日唯一のキープ
カサゴ22cm

 その後、浮きに変化のないまま餌が取られる状態になってきました。付け餌はオキアミの殻だけが残ってくるといった状況です。これはおそらく海タナゴの仕業でしょう。
 そこで仕掛けを自作の棒浮きに変更し、付け餌もオキアミのほか練り餌も使ってみることにしました。その何投目かで海タナゴが掛かり、やはりこいつの仕業である事が分かりました。

 付け餌を練り餌だけにしてしばらくした頃、あまりの状況の悪さにあきれた杉さんが偵察に来ました。たまたまその時浮きが沈み込み、やっと少しは手ごたえのある引きでカサゴの22cmが釣れてきました。
 なんとこのカサゴ練り餌に食ってきましたわ、びっくりです。いやーしかし杉さんの見てる前で実力を発揮できて良かったですわ(^_^;)

 そしてまた何も釣れないむなしい時間が過ぎていきました・・・(T_T)
3.ところでばらさんは
 ばらさん来ましたで。昼過ぎ頃になって・・・
いつもなら私がたっぷりコマセを効かせた場所に入ってきて、楽してホイホイ釣って帰るんですけど、今日はそうはいきまへんで、なにしろ何も釣れないんだから・・・(-_-;)

 和さんも来ましたで、でももうこの辺には入れる場所がありませんわ。そこで和さんは三石の根元のゴロタ場へ入るとの事です。夢の島でゴロタ場の釣り方の研究をしてきた和さんは、その成果を試すということのようです。
4.ゴロタに挑戦
 何も状況に変化のないまま時間だけが過ぎ、そろそろ夕マズメの時間帯を迎えようかという頃、先ほどから気になっていたウシノクソの付け根のゴロタに行く事にしました。
 なにしろこのままここで続けていても、ただ寒いだけで状況が良くなる可能性は皆無です。しかし人が多いので場所を変えようにももう入れる場所はないでしょうし。

対石一番と海岸線
 そこで目をつけたのがゴロタ場です。和さんは三石の根元のゴロタ場へ入ったようですが、ここからだと少し距離がありますので、私は目の前にあるゴロタ場に行ってみる事にしました。程よく波が差していて、サラシも出ているようです。

 今は幸い潮が引いていますので、海岸線伝いにゴロタ場まで行く事ができます。満潮時には海岸線は波をかぶるので、遊歩道を通っていかなくてはならないのですが、今なら楽ちんです。
 海岸線の岩には海苔がびっしり付いていて、岩が緑色になっています。メジナ君たちは満潮の夕マヅメあたりに、この海苔を食べに来るんでしょうね。

 さて目指すゴロタ場に着いてみると、思ったほど波がなく、サラシもあまり大きく出ていません。まあここまで来た以上、文句を言っても仕方ないのでそこで釣り始める事にしました。
岩にはびっしり海苔が・・・

 元気よく第一投、いきなりの当たり、フグゲット(^_^;)。第2投、反応なし、針を取られた・・・(T_T)

 まあその後もずっとそんな感じで、投入5秒でフグが掛かるか、掛からないときにはすでに針がない、という状況ですわ。
 まあねぇ、さっきみたいに当たりがなくて何も釣れないというのも辛いですけど、ここみたいにフグの入れ食いというのもねぇ・・・(-_-;)

 結局30分くらいで飽きてしまい、というかあまりの針の消耗に辟易してその場を退散する事にしましたわ。

 しかし、まあなんとか魚を釣るという感覚だけは味わえたし、まあそれはそれで良いか・・・
 いやー釣れませんなぁ、一年で最も水温の下がる時期だし、苦戦するのは分かってましたけど、前回の夢の島に続いての2連敗です。考えてみればもう3ヶ月近くもメジナ君の顔見てませんわ(T_T)

 2004年の初釣りは非常に厳しいものとなりました。さあ今年はどんな年になるんでしょうねぇ・・・


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