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2003年10月4日(神奈川県・真鶴) −全開バリバリ!!− 写真あり 
釣行データ 
釣行先 神奈川県・真鶴半島
潮回り 小潮
干潮  5:00(58cm)
満潮 14:54(137cm)
*潮汐データは真鶴港のもの
気温 最高24度
微風
波高 0.5m
釣果 木っ端 20〜25cmX50 結果

いやーこんなもんかなぁ
海タナゴ20cm、キタマクラ、
ネンブツダイ
当日使用の道具と餌等
オキアミ
  4Kg
配合剤
 遠投フカセX1
 5倍爆増X1
オキアミ


当日のタイドグラフと釣果時間
     

釣行記

 いやー今年の夏は変な夏でしたねぇ、私が夏休みを取ったときには連日雨で、それも肌寒くて風邪ひいちゃいましたよ。その後やっと夏らしくなったと思ったらもう秋ですもんねぇ。朝晩も少し冷え込んできました。

 さて今年は夏前から・・・といっても夏はなかったようなもんですけど・・・割と真鶴が好調で、梅雨時には28cmクラスがポコポコ上がったので、こりゃ秋磯は相当期待が持てそうなんですわ。こんな好調は99年以来じゃないかと思ってます。
 そうなんです、99年の秋磯は好調で、行く度に30cmクラスがホイホイ上がりました。まあ結局30cm止まりで、いまだにその時の記録が自己記録のままなんですけどね・・・(T_T)
 その後は行けども行けども25cmがいいとこで、一昨年なんて年間通して24cm止まりなんていう自分でも信じられない結果になりましたしね。真鶴行くの辞めようかと思いましたわ、いやほんと・・・

 まあ私の好みとして、数が釣れればそれで満足というのもありますし、釣った数だけでは相当な数になりますし(^_^;)。それはそれでいいんですけど、それにしてもあまりに寂しい結果になってます。
 しかし、今年はちょっと違いまっせ。真鶴でもちょっとはましなサイズが絶対出ますわ。きっと、たぶん、おそらく・・・

1.全開バリバリ!!
 当初まん平さんと初島へ行く予定だったんですけど、同行する予定だった方が6日の月曜日でないと行けないという事になり、私は会社を休むわけにもいかないので、結局別行動することになりました。
 ばらさんをお誘いすると、いつものように行く気だけは満々です。でもこの人、波があると出てこない、風があっても出てこない、天気が悪いと駅から帰っちゃう、という人ですから、天気予報がとっても気になります。

 また、かっぱさんもお誘いしたところ、仕事しだいですけど行けそうだとのことで、それならということで数釣りができる真鶴の地磯を目指すことにしました。
 ほんとうは初島辺りに行きたかったんですけど、船に乗るなんて言ったらばらさんはまたサボっちゃうし、それより何より土日の初島は場所取りが熾烈だという事なので、今回はパスしていつものお手軽な真鶴カワウソ辺りにしたんですわ。初島は近いうちに平日にまん平さんと行く事にします。

 当日は小潮なんですが、午後の満潮の潮位がかなり高いんですわ。芝浦標準で165cmですから、ちょっと波っけがあると場所によっては戻れなくなるかもしれません。そこで一応カワウソを目指していきますが、午後は適当な時間で真鶴港辺りへ非難することを考えておきます。

 朝はかっぱさんと駅で待ち合わせ、同じ電車で行く事にしました。私が駅に着いた時にはすでにかっぱさんは着いており、挨拶を交わしましたが、かっぱさんの第一声が「開いてる、開いてる」です。はてなんのこっちゃ?

 かっぱさん、何か手でしきりに合図を送ってくれてますけど、なんのこっちゃ分かりません。ふとズボンを見ると、なんとチャック全開やないかい。いやいや人様に自慢できるほどの物は持ち合わせてないんですけどねぇ(^_^;)
 がっはっはっ朝から全開バリバリだぜ・・・(T_T)
2.気分はブルー
 何とかその場を誤魔化し、服装を正す振りをしながらチャックを閉め、何もなかった振りを装いましたが内心かなり動揺してます。かっぱさんと会ったから早めの対処ができたものの、もし単独釣行だったら変態おじさん扱いされるところでしたわ(^_^;)。かっぱさんに感謝m(_~_)m

 電車は定刻通りに真鶴駅に到着しましたが、気分は少しブルーを引きずってます(-_-;)。そんなこと考えててもしょうがないのでテキパキとコマセと餌を調達し、自分の餌もコンビニで調達し、いつものようにコマセの入ったバッカンにコンビニの袋ごと入れていたら、今度は「魚の餌と食べ物を一緒に入れるのは止めましょうよ」と言われた。
 ガーン、今までそんなこと考えた事もなかったわ。どうせいつもコマセ臭い手で食べるんだから関係ないし、凍ったコマセで低温保存ができるし、まして袋のままだというのに・・・。かっぱさんて案外デリケートなのね(^_^;)

 一層ブルーを濃くしてバスに乗り込みケープパレスに到着。目指すカワウソにはすでに5〜6人が入っており、一人ずつなら割り込めそうなスペースがあるんですけど、二人並ぶのはちょっと無理そうです。まして後からばらさんが来ても、もうとても割り込めません。
 そこでしょうがなく北面の対石を目指して移動することにしました。バスの中から対石の1番には人が入っているのを確認していたんですが、2番・3番には人影が見えなかったので、たぶん3番に入れそうです。

 ところが着いてみると本命場所の3番の左にはすでに一人入ってます。まあ3番の右が開いてますからそこに入る事にしたんですけど、ここだとばらさんが来たときに入れません。その時はその時、ばらさんが来るかどうかもまだ分からないし・・・(^_^;)

私は一段高い場所に
 かっぱさんは右の低い場所、私が左側の一段高い所に入ることにしました。ここからだと私は正面と左にある離れ岩の際からその奥が狙い目になります。かっぱさんの場所からは右手に伸びる離れ岩の際沿いに縦に狙う形になります。

 さて場所も決まり、道具の準備にかかりますが、たぶん良型が出ると思われるので(^_^;)、竿はBBX EVの1.5号を出す事にしました。真鶴辺りではどんなに良型といっても1号竿で十分なんですけど、こっちの竿もたまには使ってやらないとカビが生えちゃうと困るし・・・(^_^;)

 実はこの竿、昨年のトホホ大賞の賞品にまん平さんから頂いた奴なんです。頂いてから一度初島で使ってます。そうあの雨・風・波のトリプルパンチを食らった過去最悪の釣行の時です。それ以来の登場です。さて活躍の場は訪れるか?
3.ところでばらさんは
かっぱさん木っ端ヒット
 釣り初めてすぐにかっぱさんがヒット、しかしこれはタナゴ。続けてヒット、ササノハベラ。さらにヒット、ニシキベラ。ちょっとしてまたヒット、今度はやっと本命の木っ端(^O^)/。
 おうおうかっぱさん腕を上げたねぇ、4匹釣って全部別の種類や(^_^;)。これで後キンギョとキタマクラが来たらオールスター勢ぞろいやで。

 私は最初はしばらく様子見の後ゆっくりと第一投。当たりも出ずに餌がなくなる。何投目かにやっとヒットは口太23cm。まあ一発目からこのサイズなら40cmも・・・遠いわ(ーー;)

 まあその後は真鶴名物、木っ端の大当たり。入れても入れてもガツガツ木っ端のオンパレード。でもまあサイズは20〜25cmで、23cm位が中心だし、オナガも多いので釣り味もそこそこ楽しめます。
 しかしどうも今一活性が上がってこない。いつもなら投入1〜2秒で浮きがバキューンという感じですっ飛んでいくのに、どうも当たりの間隔が長いんですわ、当たりにも今一元気がない。こんなペースではとても目標の200匹は達成できそうもありません。まあ100匹は堅いでしょうけど・・・(^_^;)

ばらさんやっと到着
 そんな感じで木っ端掃除をしているところへやっとばらさん登場。時間を見ればもうお昼近い(ーー;)。ちょっと波っけがあり、場所も狭いので真鶴港へ移動しちゃうかと相談したのですが、ばらさんも折角ここまで歩いて来たのに、到着してすぐ場所移動じゃ可哀そうなので、コマセのたっぷり効いた私の場所を譲って、私は左の先釣者の隣に入れてもらうことにしました。

 ばらさんは始めてすぐに木っ端をポコポコッと上げて上機嫌です。そりゃそうでしょ、私がたっぷりとコマセを効かせておきましたからねぇ(ーー;)
 私の方はというとポイント作りからやり直しですわ。しばらくコマセの空打ちをして、おもむろに第一投。直後に浮きがバキューンと横走り。久々の真鶴木っ端当たり(^_^;)。なんと10cm強の木っ端。続けて第二投もバッキュン当たりで同じサイズ(T_T)

 こりゃいかん、少し休もう。もう少しコマセを空打ちして、少しでも型のいいのを寄せてからにしといたほうがいいかもです。
 しばらく様子を見てから再度投入。ちょっとはましな型になりましたけど、それでも20cm止まり。こりゃいかんわ。もう少し空打ちをしてと・・・
 再々投入すると今度はキタマクラ(T_T)。その後はいくらやってもキタマクラ。あかん、キタマクラ寄せてもた。その時にもばらさんは木っ端を着々と・・・
4.真鶴港へ退避
 いやーあきません、キタマクラばかりになってしもた。たまに木っ端が来ても20cmクラスで話になりません。
 潮も上げてきてそろそろ退避路の確保が難しくなってきそうなので、13:30過ぎ頃真鶴港への退避を決意し、移動の準備に入りました。ばらさんは腰が悪い上に荷物が多いので、荷物はピストン輸送ですわ。おまけにゴロタ場渡りで浮石に乗ってコケルし・・・(T_T)

 老体に鞭打ってやっとのことでケープパレスまで登りきり、バスの時間を確認すると、まだ20分以上もありますわ。そこでタクシーを呼ぶことにして待ってたんですが、タクシーが来ん、いつまで待っても来ん(ーー;)
 結局バスが来てしまったんですが、タクシーを呼んでしまった都合上バスにも乗れず・・・。やっと何とかタクシーも来て、バスより先に出発はできたんですけど、これで良かったのかどうか・・・(-_-;)

真鶴港テトラ
 真鶴港大堤防の先端部のほうは結構人が入っていますが、テトラ側は誰も入っていません。私とかっぱさんはテトラ側に入ることにしましたか、ばらさんは内向きでやるということでしばしの別れです。
 前回ここでやった時には先端に近い部分に入ったので、今回は根元に近いほう、鈴島寄りに入ることにしました。

 いやここは浅い。崩れたテトラが10mほど先まで点在してますが、水深はせいぜい二ヒロあるかないか。取り合えず崩れテトラの間をポイントに設定して、そこに集中的にコマセを撒いて様子を見てみますが、魚の気配はありません。
 まあ取り合えず第一投。仕掛けが立ち、浮きがシモリ始めた頃、一気に加速して沈んでいき、軽く合わせるとそこそこの引きが伝わってきます。オナガの23cm。あれまあこんな所にもオナガ君が・・・(^_^;)

 その後も25cmの口太を頭に結構ポコポコと釣れましたわ。いやーこんな浅場で結構釣れるもんですねぇ。ですがだんだん当たりが遠のきだし、なんとキンギョばかりになってきてしまいました。いやーこれが真鶴港の真の実力でしょう(^_^;)

 かっぱさんは相変わらず順調に木っ端を上げ続けてますが、私の場所はどうやってもキンギョばかりになってきたんで、そこを諦めばらさんのところへ行くことにしました。
 ここはサビキの家族連れが多く、結構の型のイワシが上がってました。ばらさんは内向きで足元狙いです。ばらさんの浮きを見ているとピクピクと動いてジワーッと沈んでいきます。しかしそこで合わせてもなかなか針に乗りません。水面下にはミニカワハギも見えてるので、たぶんこいつらが悪戯してるんでしょう。

 偏向グラスをつけて水中を見てみると、なんと数百匹の小魚がばらさんの浮きの下でゆっくりと旋回しながらコマセを拾ってます。魚種までは確認できないのですが、あれだけの数の群れで、ゆっくりと旋回しながら餌を取っている魚とは一体何でしょう?
 ばらさんは何回かの空合わせの後、20cm程の木っ端を上げました。下のほうには木っ端も寄っているようです。

 いやーのどかな光景ですわ(^_^;)
 かっぱさんは今日は80匹上げたと喜んでましたわ。私はいろいろあったもんで50匹くらいかな。数ではかっぱさんに完全に負けましたわ。
 これで数釣りは堪能したので、次回はいよいよ型狙いですわ。やっぱ初島ですかね。でもまともに行ったら場所取りで勝負にならんから、民宿を確保しておいて、夕方に入って、みんなが帰った後と翌朝のマズメ時勝負になるかな。

 初島には20数件の民宿があって、全ての民宿が協定料金で一泊2食で¥7000。素泊まり¥4000だそうです。
よっしゃ、初島行くぞ(^O^)/

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