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2003年4月25日(神奈川県・江ノ島) −夜のお友達− 
釣行データ 
釣行先 神奈川県・江ノ島
潮回り 小潮
干潮  8:08(94cm)
18:35(39cm)
満潮  2:14(115cm)
10:39(97cm)
*潮汐データは江ノ島港のもの
気温 最高18度
微風
波高 0.5m
釣果 ドンコ 20cmX2 結果 2連続轟沈だ(T_T)
ゴンズイ 20cmxいっぱい(T_T)
当日使用の道具と餌等
オキアミ
  3Kg
配合剤
  1袋
オキアミ


当日のタイドグラフと釣果時間
     

釣行記

 前回気張って行った初島で轟沈し、心の傷がやっと癒えた頃、まん平さんから江ノ島へのお誘いがあった。何でもつい先日片瀬江ノ島駅のすぐそばの川の河口で、どデカい黒鯛が数匹泳いでいるのを目撃したとの事で、ノッコミ最盛期ということもあり、絶対に黒鯛の顔が見られるから行きましょうということだった。まあまん平さんがそこまで言うならよほど確実性が高いんだろうと、何とか4月中に行けるように仕事に励んだ。

 潮回りはできれば中潮か小潮で、4月中が良いということで、当初22日の火曜日というお誘いだったのだが、私の方の仕事が目いっぱいで、週末までは行けそうもなく、何とか25日の金曜日にスケジュール調整ができることとなった。
 まん平さんは土・日が仕事ということで、平日釣行になってしまうのだが、私も休日出勤の代休がたっぷり溜まっているので、仕事の調整さえつけば平日釣行が可能だ。

 ところが22日は良いお天気で、波もほどほど。潮回りも中潮で、コンディションとしては絶好。だが、25日はというと、天気は雨、潮回りは小潮。うーん22日にしとけば良かったなぁ・・・。でもまあ波風が穏やかそうだからいいか(^_^;)
 そう前回の初島は、雨・風・波のトリプルパンチを喰らい、まともな釣りをさせてもらえなかった。今回は雨は降るものの波風が穏やかなので、竿を出すのに不自由はなさそうだ。それに雨のほうが釣り場が空いてて好都合かもしれない(^_^;)

1.釣具屋はどこだ?
 さて当日、天気予報は見事に当たり、雨が降ったり止んだりのうっとうしい天気だ。まあこれくらいの雨なら降ってないのも一緒だ、前回に比べれば・・・(T_T)
 予定通り、お昼にまん平さんを迎えに行き、いざ出発。今回コマセと餌は途中のJ州屋で調達することにしていた。何しろ江ノ島近辺の釣り餌屋さんは小さい店ばかりで、品揃えが少ない上に高いので、通り道のJ州屋に寄って行くことにしていた。

 このまま真っ直ぐ江ノ島へ向かうと道の右側にあるはずだからとのまん平さんのナビで快調に江ノ島に向かう。が、どこまで行ってもJ州屋がない・・・
 とうとう藤沢市内まで入ってしまったが、それらしい店を発見できず、止む無く何でもいいから釣具屋さんを探そうということで、きょろきょろしながら走っていると、まん平さんが釣具屋を発見。速攻で飛び込んでみると、どうも様子がおかしい。30cmもあるどデカいルアーとか、こん棒のようなゴッツイ竿とか、洗面器のようなデカいリールとかしか置いてない・・・

 どうもトローリング専門店だったようで、仕方なくそこでJ州屋の位置を聞いてみると随分戻るようだ。そこで言われたとおりに戻り、ENEOSの手前を右折・・・、おいおいこんな細い道かい、大丈夫かいな・・・。とにかく進んで突き当りを右に曲がってしばらく走ると・・・さっきの店の前やないかい・・・

 なんとぐるっと一回りしただけだった・・・。そこで今度はENEOSの前を左に行ってみようという事になり、左に行ってみたが・・・あるはずもなく・・・(T_T)
 藤沢駅前を見学しながら、おまわりさんに聞いてみたが、このおまわりさん釣りに興味がないらしく・・・。しょうがない江ノ島から逗子方向に走ってみれば釣具屋さんがあるだろうということで、腰越漁港を目指すことにした。

 さすが腰越漁港、漁港というだけあって釣具屋さんが2件も並んでる。だがどちらも品揃えがなく、値段も高いのでパス。その店の爺さんにJ州屋を知らないかと聞いてみると、ぶっきらぼうに教えてくれたのだが、ローカルな地名入りの説明で解読不可能(T_T)

 しょうがないので自力で探すことにして、藤沢方向に戻ってみた。しばらく走ると見覚えのある店が・・・。おおーさっきのトローリング専門店にまた来てしまった。3度目・・・(^_^;)
 こうなればさっき教えてもらった道をもう一度チャレンジするのが一番確実そうだ。だが今度はさらに一つ先のENEOSの前を右折してみた。やった今度は広い道で希望が持てそうだ。

 見えたJ州屋!!こんなにJ州屋が頼もしく見えたことは過去一度もない・・・(^_^;)。やっとコマセと餌を調達して一路江ノ島へ。
2.得体の知れない超大物
 なんと2時間も釣具屋探しに費やしてしまった・・・(^_^;)。でもまあ今日のメインは夕マズメ。時間はまだまだ余裕がある。
 まだ明るいうちに釣り場に入ったが、結構人がいる。こんな雨の、しかも平日に暇な人が多いもんだ(我々はその最先端を行ってるかも・・・(^_^;))

 先釣者に状況を聞いてみるが、今日は全然ダメだとか・・・。そりゃそうでしょ、これからが勝負の時間よ。暗くなってからよ。

 釣り場は、駐車場からかなり歩いた第2岩屋がすぐそこに見えるワンドの内側。水深は足元で竿一本が取れるほどだが、沖目でもたいして深くならず、海底はフラットになっているようだ。
 しかし気になる点が一つ。赤潮だ。量は多くないがうっすらと漂っている。今年は伊豆地方でも発生しているようで、例年に比べて随分早く発生しているのではないだろうか。

 暗くなるまではグレーズさんに頂いた00の浮きをテストしてみることにした。潮がゆるくてよどんでいるが、仕掛けが立つとゆっくりシモっていく。これは良い、抜群のシモリ具合だ。早くこの浮きでコッパの数釣りがしたいもんだ(^_^;)

 そんな事しているうちにもまん平さんは早くもヒット。25cmの立派なカサゴだ。続いて本命と思われるアタリだったが惜しくも針外れ。案外状況はいいかもしれない。だが明るいうちは、カサゴとドンコのみだった。
 うす暗くなりかけた頃、まん平さんが「くっそー根掛りだ」と騒ぎながら糸を手で手繰っていると、「わーかかってる。魚ついてる」と一際騒ぎ出した。まん平さんともあろう人が何を騒いでるのかと見に行ってみると、手で手繰っていた糸がリールのハンドルに絡んでいて、その先にはずんずんと動く浮きがある。

 しかもなにやら凄い重量感で真っ直ぐに進んでいく。まん平さん必至で絡みを外そうとしているが、引っ張る力が強すぎて、とても外せそうもない。そうこうしているうちにふっと糸が軽くなり、ばれてしまった。仕掛けを引き上げてみると、なんと針が伸びてる・・・(@_@)。

 まん平さんによると、根掛りだと思って糸を手で手繰っていたら急にずんずん動き出したとのこと。これってよくある超大物のパターンですよね。針が伸ばされてる所から見ても、相当でかかったことは確かだ。でも問題は相手がなんであったかだ。石鯛などの底物かチヌのデカバンか、はたまたドチザメのデカバンか・・・

 いやいや侮れませんなぁ、江ノ島。
2.幻想的な夜光虫
  やっと辺りが暗くなってきた頃電気浮きにチェンジしたが、本格的な夜釣りは初めての私にとって、一つ疑問がある。それはコマセの着水点が分かるのかという点。いくらなんでも仕掛けとコマセがあっち向いてホイでは話にならないんじゃないだろうか。

 でも今日に限ってはその心配は一切不要だった。なんと夜光虫が湧いていて、仕掛けやコマセの落ちた所が青白くボーっと光るのだ。しかも糸を引くと、糸の航跡がボーっと光るもんだから、仕掛けの具合もよくわかる。

 これは便利!!しかも超綺麗だ。実際この幻想的な美しさには惚れ惚れした。こんな時にまん平さんと二人だなんて・・・(-_-;)

 でも夜光虫がいるときには魚は釣れないと聞いたことがあるような気がする。おまけにまん平さんはドチザメを上げた。何でも黒鯛はドチザメが嫌いだそうで、こいつが釣れちゃうと黒鯛は望み薄だという。まあどっちのせいかは分からないが、釣れるのは「夜のお友達ゴンズイ」のみになってしまった。

 入れても入れても釣れるのはゴンズイばかり。こんなことなら今日の本命はゴンズイだったことにしておこう。それなら本命ばっちり大漁だ(T_T)
 という訳で今回もトホホ釣行になってしまいました。2連続轟沈です。この記録どこまで伸ばせるだろうか・・・

 しかし夜光虫は綺麗でしたよ。ちょっと芸術的な美しさですよね。皆さんも一度夜光虫を見に行ってみちゃいかがですか?
 ただし、一緒に行く相手を選びましょうね。男どおしで見ても感動が半減しますわ(^_^;)

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