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2003年3月15日(静岡県・初島) −過去最悪− 
釣行データ 
釣行先 静岡県初島・第2堤防
潮回り 中潮
干潮  9:28(87cm)
21:32(14cm)
満潮  4:11(133cm)
14:48(127cm)
*潮汐データは真鶴港のもの
気温 最高8度
北10〜15m
波高 2m
釣果 メバル 22cmX1 結果 いや最低最悪です
スズメダイ 15cmX1
ベラ うんざりするほど
当日使用の道具と餌等
オキアミ
  3Kg
アミエビ
  1kg
配合剤
  1袋
オキアミ


当日のタイドグラフと釣果時間
    

釣行記

 ここの所仕事が忙しく、土日もない状況だったが、ひょんな事で出張がドタキャンになり、土曜日が一日空いてしまった。3〜4日前の天気予報では、週末は雨だったので、家でのんびりしようかと思いながらも天気予報を見てみると、なんと曇りになっている。これはひょっとすると天の恵みか(^o^)丿

 おまけに波の具合も1mで、これならばらさんを誘っても大丈夫だと判断し、前日の午後になって電話をしてみると今日真鶴へ行くつもりだったけど寝坊したので諦めたとこだとか。なら明日初島へ行きしょ、波もないから船乗っても大丈夫でっせ、と説き伏せて同行が決定した。
 まん平さんも行く気満々だったのだが、キャリヤーが壊れていて電車での移動が不可能と言うことで、残念ながらパスになってしまった。

 さて当日、曇ってはいるが雨は伊豆半島南部で降っているだけで、雨域は北上することはないという天気予報に気を良くして出発。途中真鶴で途中下車し、青木釣具店で餌を購入してから熱海に行くことにした。
 ところが真鶴に到着するとぽつぽつ降り始めた。しかし、まあこのくらいの雨はすぐにやむわ、全然平気や。予定通り青木さんで餌を購入して熱海へ向かう。電車の中から見る外はもう雨は降っていない。よしよし絶好調。と思っていたら熱海に到着した頃にぽつぽつ降り始めた。
 ばらさんは一本後の船で行くと言うことなので、取り敢えずバスで熱海港まで行き乗船券を購入。しかし雨は一向に止む気配はない。

 船が出港してしばらくするとひどく揺れだした。おかしいなぁ波高1mと言ってた割りには随分揺れるなぁ、あっなんだ隣にでっかい船が走ってるわ、その引き波喰らってるだけか。と思ったのが大きな間違いで、隣の船はとっくにどっかへ行ったのに揺れは大きくなる一方で、じっと座ってなどいられないほどになって来た。なんやこんなに揺れたらひっくり返るんちゃうか?本気で心配した・・・(^_^;)

 まあどんなに揺れても30分で着く。手の平からおよそコップ一杯ほどの冷や汗を流しながらも、でも顔は平成を保ちつつ・・・(いやきっとひどく引きつってたと思うわ)
 恐怖の30分が過ぎやっと到着した初島は、雨・風・波のトリプルパンチ。狙いの第一堤防テトラは真正面からの風と波しぶきで、誰も入っていない。これじゃ仕掛けもコマセも前に飛ばないわ(T_T)

 仕方なくゴロタ場を見ながら第二堤防方面へ移動。ゴロタ場も波に洗われていて入れそうな場所はない。そして第二堤防到着。そこは嘘のように波も風もない。あっ、雨は降ってますけど(T_T)
 釣り人は3人ほどがテトラに入っているだけで、場所も確保できた。が、波がない、なさ過ぎる。これじゃ水溜りと一緒だわ。まあ贅沢は言ってられないのでそこで始めたが、オセンとメバルとベラのみ。まあこの水溜りじゃしょうがないわな。

 あっそうそう、ばらさんは熱海の駅まで来ていながら、雨が降ってるので帰るそうだ。いやばらさん、それが正解だわ。船嫌いのばらさんが下手にあの船に乗ってたら心臓麻痺で死んでたかもしれんわ。

 しばらく続けるも状況が良くなるわけもなく、昼過ぎに場所移動。朝方よりは若干風も波も良くなっている。そこで船から目をつけていたゴロタ場の大岩に行ってみた。たまに飛沫がかかるが、足元がえぐれているのでかなりの波でも意外と安全。多分ここがattchiさんが42.5を上げた場所だと思い、そこで釣り始めたもののそこでもベラベラベラ・・・。
 帰りの船の時間まで頑張って粘ってみたが、ベラベラベラ・・・

 しかし一日中雨・風・波で、コッパすら釣れない。帰りたくても船に乗らないと帰れない。こりゃ私の今までの釣行の中でも最悪なものとなってしまった。
 まあしょうがない、諦めて帰るか。この状況だと島中どこでも全滅だろうしな。まあ軽いトホホ話ができたと言うことにしておこう。と思っていたが、帰りの船で乗り合わせた人に聞いてみると、なんと第一堤防で頑張って40オーバーを上げてきたと言う。ガーン、なんでやねん。何であんなひどい状況の第一堤防で竿出すねん、無謀やで、ずるいで、卑怯やで(T_T)

 その人の話では、午後になって隣にがまかつのフィールドスタッフジャンパーを着た人が入って、その人は一時間半くらいの間に良型ばかり7枚も上げていったそうだ。しかも一枚目にタモが折れて、それ以降はブリ抜こうとして全部ボトボト落としていたそうだ。

 あー軽いトホホ話で済むと思っていたのに、大トホホになってしまった。ショックが大きい。何で無理してでも第一堤防でやらなかったのか。すぐに始めないにしても、すこし状況が良くなるまで待ってみても良かったのではないか。いろいろな後悔が次々に襲ってくる。失意が大きい・・・
 
 私の40オーバーに最も近づいた日、それは私の今までの釣行の中でも最悪の日であった。


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