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スパイクブーツ
長靴の底に金属のピンが打ち込んであり、滑り止めになっているものです。堤防などでは必要ありませんが、磯場に出るには是非用意したいものです。
磯場では、岩に海草が付いていたりして、非常に滑りやすい所があります。そこに踏み込むためにはスパイクブーツがないと非常に危険です。岩の色が黒っぽくなっている部分などは海草が生えていて、とても滑りやすい所なので、スパイクブーツ以外では絶対に乗らないほうが無難です。
堤防やテトラなどでは、金属製のスパイクがかえって危険になる場合もあるようです。堤防で釣りをやる分には極普通のスニーカーなどの方がいいかもしれません。ただし、テトラに乗る時には充分に注意してください。
はっきり言って、初心者の方がテトラに乗るのは絶対に止めた方がいいでしょう。まして子供連れなどであった場合は尚更です。テトラは足場が悪いだけでなく、物を落としたりもします。まあ物を落とすくらいならなんとか我慢できますが、自分が落ちたりすると大怪我の可能性が高いです。
またテトラは濡れると滑りやすくなるものが多いので、その点でも注意が必要です。岩場では多少凸凹がありますので、滑ってもどこかに引っかかって止まることも考えられますが、テトラでは滑った場合はすぐに滑落につながり、たいへん危険です。
・濡れたテトラには絶対に乗るな!!
・黒っぽいところは滑るぞ!!
・飛び移ったりするな!!
これだけは絶対に守ってください。
フローティングベスト
堤防などで釣りをしているファミリーフィッシングの人たちは、フローティングベストをつけていない人がほとんどですね。まあ手軽に楽しめるレジャーですから、必ずフローティングベストを着けなさいなんて、そんなかたぐるしい事はいいませんが、先日熱海港の大堤防で釣り人十数人が高波に流され、うち二人の方が亡くなっています。
脅かすわけではありませんが、災いはいつどんな形でやってくるか予測ができません。安全に関しては充分すぎるということはありません。釣りをする時にはどんな場所でもフローティングベストを着用する癖をつけたほうがいいでしょう。特にテトラや磯場に出る時には尚更です。
帽子・サングラス
海辺では真夏ではなくても結構日焼けします。5月から10月一杯までは日焼け対策が必要なほどです。それだけ日差しが強いので帽子などで直射日光を防ぐことが重要です。また安全のためにも帽子をかぶることをお勧めします。
ただ海辺は風が強いことが多いので、風で飛ばされないようストラップベルトなどを使用したほうが良いでしょう。
サングラスは絶対に必要というものではありません。まして色や材質によってはかえって目に悪いものもあります。釣りで使うサングラスは、偏向ガラスというものをレンズに使っているものを使用します。
この偏向ガラスは、海面のギラつきを抑え、水の中までが良く見えるよう工夫されたものです。偏向ガラスとUVカットであれば完璧ですが、最低偏向ガラスの付いた物を選んでください。
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