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2008年3月22日(神奈川県・真鶴半島) −トホホ神降臨−  
天候 晴れ(多少波あり)
気温 17℃
東 やや強い
大潮
満潮: 4:53(155cm)
    17:07(160cm)
干潮: 10:52(36cm)
    23:10(38mc)
釣果 クチブト 33cm,27cm
タナゴ 23cm
木っ端 少々(10〜15cm)
結果 かっぱさんの車で早朝出勤(^_^;)。おかげで前回と同じ場所に入れた

竿 BBX−EV 1.5−53 道糸 サスペンド系2.5号
リール エンブレム 2500LB ハリス ROOTS 1.5号

コマセ オキアミ 6kg 配合剤 グレパワーV9
付け餌 オキアミ
釣行紀

 いやー前回(2/11)は何年ぶりかの会心の一撃が出て、久々に30cmを超えるメジナに会うことができましたわ。そこで今回も2匹目のドジョウならぬメジナを狙って真鶴の地磯に向かうことにしました。
 天気予報では晴れで18℃位になりそうだということで、春物の薄手のジャンバーで行く事にしました。前日はちょっと荒れ気味の天気で、当日の朝まで影響が残るか心配だったんですが、どうやら大きな影響はないようです。ただ少し風が残りそうな予報でした。

1.車で楽チン
 今回はかっぱさんが車を出してくれるということで、家を4:30に出発するという異例の展開です(^_^;)
まあいつもは電車ですからのんびりしたものですが、今日は連休絡みで、しかも潮回りも良いので混むのは必至ですよ。しかも晴れでポカポカ天気の予報では尚更ですわ。こういう時はやっぱ早出がいいですね。

 途中で見える海の様子は、大きな波こそありませんが、多少ざわついた様な感じで、なかなかいい感じです。道も空いてて約1時間で到着しました。こりゃ楽チンでいいわ。って私は座ってるだけでしたけど・・・(^_^;)

 第一目的地は前回と同じカワウソです。空いてればいいんだけど、まあこの時間に着けば大丈夫でしょう。
と思ったらすでに左側には底物狙いの人が入ってます。まあ我々の本命場所は右側ですから、そこさえ空いてればOKです。
 何とか狙い通りにカワウソの右に入れたので、私は前回と同じ中央寄り、かっぱさんが一番右に場所を決めて、開始しました。
2.何や寒いでぇ(-_-;)
 しかしちょっと波けがありますねぇ。まあ前回に比べればずいぶんと静かな方ですけど、それでも先端に出ると少し波が気になります。 でもちょうど上げ一杯ですから、もう少し我慢すれば大丈夫でしょう。
 それより風が左から入っていて、時折強くなります。北からの風が峰を回って入ってくるようで結構寒いです。薄着で来たのはちょっと失敗だったかなぁ・・・なんて後悔しながら第一投です。

 仕掛けは前回と同じ、自作の二段分離浮きにハリス1.5号2ヒロ直結で、G5のガン玉を中央に付けたシンプルなやつです。
 数投目で15cmの木っ端がきました。小さいけど取り合えずグリは脱出しました。その次も15cmが来て、その後は10cmちょっとの超チビ木っ端。何やだんだん小さくなるやないか・・・(-_-;)

 一方かっぱさんは、何でもハリスをとばされたそうです。結構な引きだったようで、デカイのが寄ってるかもしれません。
 私の方はしばらく超チビ木っ端が続いた後は、餌は取られるけど針には乗らない状態で、こりゃひょっとすると10cm以下の奴が突いてるだけかも(-_-;)x2

 コマセを打つと超チビ木っ端が真っ黒に寄ってきてますわ。こりゃいかんなぁ・・・
でも打つ場所を変え、コマセのタイミングを変えて何とかしばらくあがいていると、竿まで持って行きそうな程豪快なあたりで23cmのタナゴがきました(^_^;)

 超チビ木っ端にタナゴかあ、厳しいなぁ・・・(^_^;)
3.突然の地合い
 その後しばらくは、当たりも出ないで餌がなくなるという状態が続き、だんだんまったりムードになってきました。そんな頃、右の方からなんかデカイ魚が入って来るのが見えました。おおー久々にボラ君のお出ましですわ。
 ボラも来てるんですけど、底の方にはボラじゃないちょっと青っぽい魚もチラホラ見えるような気がします。早速狙いを右の方に変えて、ちょっと真剣モードに切り替えました。
でもまあボラも食わないし、青っぽい魚も食わないし、また直ぐにまったりモードに逆戻りですわ(^_^;)

 しかしそのちょっと後、時間的には11時を回った頃、かっぱさんにちょっと良い型がきました。30cmには届かないようですが、そこそこの型です。おおーこりゃいけるかもしれない(^_^;)

 それから10分後くらいでしょうか、私の浮きがすーっと沈みこみました。これは今日の今までのあたりの出方とは全然違うはっきりしたあたりです。
 一気に合わせると結構な重さが伝わってきますし、久々に糸鳴りがします。いやー懐かしい音ですわ。この糸鳴りを聞いて30cmを超えているのを確信しました。

クチブト33cm
 わりと楽にあがってきたんで、意外と小さいのかと思ったんですが、しっかり30cm以上はありそうです。さてとこれからが問題のタモ入れですわ。前回もそうだったんですが、私のソフトタイプのタモの柄は波けがあると途端に軟弱になり、決して一度で掬うことができません(^_^;)

 で、今回もこの波の中では一発で掬うのは難しそうなんで、一度ハエ根に乗せて、波が引いたタイミングで空中キャッチを試みることにしました。
 まあ余計なことは考えない方が良かったみたいで、結局はタモが波に打たれてまたまたグニャーっと満月状態ですわ(-_-;)
 ええい面倒くさいわ、ぶり抜いたる。タモを投げ捨てて一気にぶり抜きました。なんや最初からぶり抜いてた方が早かったなぁ(^_^;)

 クチブト33cm。前回と違いわりとスマートなきれいな魚体のクチブトです。よしこの調子でもう一発。
しかし地合いはこの一瞬だけで、また直ぐにまったりとしたモードに戻ってしまいました。

 しばらくした後、27cmを追釣しましたが、めぼしい獲物はそれ位。
いや一つありましたねぇ、足元のハエ根の際を流している時、バキューンという位の勢いで浮きが沈み、合わせるとまたまた結構な引きで、糸鳴りがします。さっきのより重量感があります・・・が、物の数秒ですっぽ抜けました(T_T)
 いやーもったいなかったですわ。
4.トホホ神降臨(T_T)
 午後からは潮が上げてくるのと合わせて波が高くなり、私とかっぱさんの間のワンドからは波が這い上がってくるようになり、だんだん足元も洗われるようになってきたので、ちょっと早めですが撤収することにしました。

 後片付けをして竿を仕舞っている時に事件が起きました。一番節を仕舞いこもうとした時、サクッという感じで竿が折れたんですわ。ポキッて言う感じではなく、ほんとにサクッという感じであっさり折れました(T_T)
いやー暫くかっぱさんのところで浮気してたトホホの神様が舞い戻ってきたようです(T_T)

 さっき33cmをぶり抜いた時に痛めたかなぁ。まあ十分に働いた竿ですからねぇ、木っ端だけでもいったい何匹釣り上げたでしょうか。アイゴの40クラスも何匹も相手にしてますし、いろいろとガタが来てたんでしょう。
 しかし釣っている最中ではなく、釣り終わって仕舞う時に折れるとは、なんて殊勝な奴なんでしょうか。いや素晴らしい心意気です。その心意気に免じて、一番節を購入して使い続けることにしました。

 ¥5,500かぁ、ちょっと痛いなぁ(^_^;)
 いや今日もまたいろいろありましたわ。とにかく午前中は寒くて寒くて・・・と思ったら午後からは温かくて、顔が陽に焼けちゃいましたわ。1日中風があったし、波もあって釣り難かったなぁ。でも、かっぱさんのハリス切れとか、私のすっぽ抜けとか、結構ドラマもあったかな、竿も折れたし・・・(T_T)

 ところがまだそれだけじゃ終わらなかったんですねぇ。帰り道、中川美術館のあたりで、かっぱさんが突然「あれ?杉さん?」
 私は何のことか分からずきょとんとしてたら、確かに前から杉さんらしき人が歩いてきますわ。いやー偶然てすねぇ、ちょっとタイミングがずれたら会えませんでしたわ。杉さんはHGの高い磯に入ったようですが、不調だったみたいです。残念でした。また今度どこかでご一緒しましたょう(^O^)/

 さて、次は何時行けるかなぁ。今度はばらさんも誘ってYにでも行ってみようかなぁ。でも磯場も捨てがたいなぁ。

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