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2011年4月30日(神奈川県・三浦・毘沙門) −強風に降参−    
天候 晴れ 南西 10m
気温 24℃ 1m
中潮 水温 16.8℃
当日の潮汐グラフ

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提供:Tide736.net
tyde736.net
釣果 クチブト28cm,25cmX2,20cm
結果 午前中から小さいのがポコポコ出て、なかなか調子良さそうだったんですけど、午後からの強風で降参(T_T)

竿 ダイワ DRYMAX 1.2−53 道糸 銀鱗SS 2.5号
リール ダイワ プレイソ 2500LBD ハリス グランドマックス磯 1.5号

コマセ 海苔 砂 配合剤 なし
付け餌 海苔
釣行紀
 GW中の潮回りが大潮で、朝晩の潮位が高いのと、混むことが予想されたので、30日の土曜日に出撃することにした。ここのところ連日風が強く、当日も午後から強風となる予報だったが、まあ時期的に風が強くてもそう寒くはないだろうし、風を避けられる場所も幾つかあるので、出撃を決定した。

1.小さいけど午前から・・・
ゴミ捨て下は今日も一杯だ
 朝、車の中でかっぱさんが前日に上げた、なんと45cmのデカバンの写真を見せられ煽られましたわ(^_^;)。こりゃ期待値高いです。
 GWだというのに道はガラガラで、すんなりと三浦に到着。途中で砂と海苔を採ってから到着した駐車場は意外と空いてます。例年GW頃から、釣り以外にバーベキューの人などで駐車場は満杯になることが多いんですけど、今日は結構空いてます。来る時の道といい、駐車場といい、空いてて拍子抜けですわ。やはり震災の影響で海への客足が鈍っているんでしょうかね。でも、ごみ捨て下は既に沢山の釣り人が入っています。

 波は全くなし・・・(-_-;)、風はまだ吹き始めてないです。まあ午後になって風が出てくれば波も出てくるし、満潮が16時なんで、夕方はバホバホタイムが予想されます(^_^;) まあかっぱさんの上げた45cmまでは行かなくても、40前後は出そうなコンディションです。

 午前中は潮位が低いので、東風崎の先端に出てやってみました。ここは良い波が当たっていて雰囲気は最高。濁りも適度で、今にも40オーバーが出そうな感じ・・・だったんですけど、やはり潮位の低い午前中は反応が出ないようで轟沈。

 潮が上げてくる前に先端部から撤退して、トップ下のいつものポジションに戻ることにしました。かっぱさんはこの時までミラクルポイント周辺を攻めていたようですが、そこも反応が無かったようです。
 そこで私は、前回よそ見をしているうちにヒットしたというラッキーな(^_^;)ポイントに入ることにしました。ここは足元から溝が延び、20〜30m先の岩と岩の間まで溝が続いているんですが、その狭い岩と岩の間がポイントになります。

 ちょっと遠くて狭いポイントなので、遠投用に加工した重い浮きでピンポイントを狙います。何投か投げましたが、横風もありなかなか思う場所に入らず、根掛かりの連続でしたが、やっと何投目かに狙うポイントに入りました。すると仕掛けが馴染むと同時に浮きに反応が・・・
 糸を張って聞いてみると生体反応。ここは狭いし、右に走られると浅場で海草だらけなんで、左に出るように強引に誘導・・・しようと思ったらやけに軽い(^_^;) なんと20cmのチビ君が掛かりました(T_T)

 このとき11時半。この時期、午前中に釣果が出るのは小さくても嬉しいですわ。で、その後も同じポイントを狙うんですが、横風も出てきてなかなか思う場所に入りません。30分程してやっと良いポイントに入った。と思ったらまたもや綺麗な当たり。今度も糸を張って聞いて見ると一気に走り出し、なかなかの手ごたえ。
 幸い左に行ったので安心して溜めていたらだんだん軽くなってきた(-_-;)。元気だったのは最初だけで、その後はすんなり寄ってきて25cmゲット。あまり大きくなかった・・・(^_^;)

 いやーこの場所はあの狭いポイントにうまく投入できさえすれば、なかなかの可能性を秘めているようですねぇ。遠いんで風があると難しいですけど、良いポイントに入った時は綺麗に当たりが出ます。これからはラッキーポイントと呼ぶことにしよう。
2.午後は風に惨敗 
 その後風が一段と強くなり、遠投用の浮きでもなかなかポイントに飛ばせなくなり、已む無く風を背に受けられるかっぱさんの横に退避。しばらくミラクルポイントを責めてみましたけど、風とともに波がだんだん酷くなり、どうも限度を超えそうな感じになって来ました。
 そこでかっぱさんと相談の結果、この後だんだん潮位も上がってくるので、今のうちにトップ下から撤退し、ワンドで勝負することにしました。

 13時半を回った頃で、このときの潮位は約120cm。私的には溝渡りの限界値を超えているんですけど、かっぱさんの行くコースを素直に着いて行って何とか溝渡り成功。まぁ成功はしたんですけど、途中でけ躓いて危うく水没するところでしたわ(-_-;)。
 重い背負子を背負ったままでの限界潮位を超えた溝渡りはスリル満点ですわ(^_^;)。でも背負子を下ろして、手渡しで受け渡しながら行くならもう少し深くなっても大丈夫かなとか思えるようになりました。
でもやはりひとりの時はやっぱり限界潮位は100cmかな(^_^;)

 ワンド周辺はすぐ後ろに小山があって、それが風除けになっているようで、若干風が弱く感じられます。ただ釣り座周辺は依然としてかなりの風を受けて、竿を持っている手が疲れます。魚もろくに釣ってないのに、風のせいで竿を持っているだけでえらく疲れますわ(-_-;)
 ここでしばらく続けてみましたけど、うんともすんともで全く反応なし。おまけに風が当たって寒いこと寒いこと。
で、もっとワンドの奥、もはや一番奥(^_^;)の風のあまり当たらない場所に避難。

 ここは風も当たらないですけど、波もほとんどなし。当然魚の気配はゼロ(-_-;)。もはやこの時点で釣果は諦めたも同然(^_^;)
 ところが仕掛けを入れてみると、何と浮きに微妙な反応。はてこれは当たり?それとも根掛かり?5cm〜10cm位沈んでまた浮き上がってきちゃって消し込むまではいかない・・・。
 多分チビ木っ端が突っついてるんだと思うんですけど、全く動かない浮きを見つめているより、ピョコピョコ動く浮きを見てるほうが何倍も楽しいですわ。まあ当然合わせてもヒットするわけも無く・・・(-_-;)

 そうこうしている内に、浮きが30cm程シモッたまま浮いてこなくなりました。しばらく様子を見ていましたが浮いても来ないし消し込むまでも行かない。ただかすかに横方向に移動しているようなので、もしやと思って合わせてみると、何とヒットです。
 どうせチビ木っ端と思って油断していたので、突然の引き込みに少々あせりましたが、なんと当日最大となる28cm(このサイズが当日最大とは・・・(-_-;))をゲット。
 いやいやこんな所で、それも諦めの境地で仕掛けを入れた場所で、まさか釣れるとは思ってもいなかっただけに、サイズとは関係無しにすごく嬉しくなっちゃいましたわ(^_^;)
午前中の25cm 午後の28cm
 その後、またしばらく沈黙の時間が続き寂しい思いをしていたとき、ふと足元を見るとフグが・・・。何とこんな奥まで入ってくるのかと思ったんですけど、もしや木っ端も来てるかもしれないと思い、すぐ足元の根の際へ仕掛けを入れてみると、何と浮きがヘロヘロと沈んで行きます。ちょっと聞いてみると生命反応があり、一気に合わせて25cmゲット。

 いやいやこんなワンドの一番奥のそれも足元で釣れるとは・・・(^_^;)。全くお魚が何を考えてるのかまたまた分からなくなりましたわ。
結局デカバンは出ず(-_-;)、期待の4月は惨敗に終わりました。でも今日は小さいとはいえ昼間からヒットしたので、久々になかなか楽しい釣行だった。前回なんて6時間以上ヒットなしですからねぇ。それに比べれば小さくても釣れるだけ楽しいですわ。まあできれば風がこんなに強くならなければなぁとか思いますけど、それもこれも含めての釣りですからね。

 次回は5月の末頃かな、その頃ちょうど私好みの潮回りになるんで、天気が悪くならないように祈りますわ。今度こそデカイの釣っちゃる。風吹くな〜

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