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2002年9月15日(真鶴・榊ヶ下) −榊ヶ下でコッパいじめ−  写真あり
平成14年9月15日(土) 釣行データ 
釣行先 真鶴半島・榊ヶ下
潮回り 小潮
干潮 03:51(63cm)
15:30(141cm)
満潮 11:35(151cm)
20:50(175cm)
*潮汐データは羽田(東京)のもの
天候 曇り 23度(涼しい)
北東の風3m〜10m
波高 1m〜1.5m
釣果 コッパ(20cm以下)x50 結果
ベラx1
キタマクラx1

当日使用の道具と餌等
4Kg x1袋 スーパーハード

当日のタイドグラフと釣果時間


釣行記

 前週9/7(土)に、釣り吉まん平さんとつるぞうさんと3人で、まん平さんの秘密の場所に行き、黒鯛のデカバンを釣る予定でいたのだが、あいにく所用ができドタキャンをしてしまった。三浦にはしばらく行っていなかったので、非常に楽しみにしていたのだがちょっと残念だった。

 そこで9/15(日)、出直しということで真鶴に釣行することとした。涼しくなってきたとはいえ海の中はまだまだ夏のモードで、コッパ君やその他の餌取り軍団たちもてぐすね引いて待ち構えていることは重々承知ではあるが、そろそろサイズアップもある頃なので少し期待できそうだ。

1.ところでばらさんは?
 本当は14日の土曜日に行く予定だったんですよね。この日なら波も1mで、ばらさんもやっと家から出てくるコンディションだったんですわ。ところが数日前から天気予報が変わる変わる・・・。結局降水確率70%となってしまい、土曜日の釣行は前日になって中止決定(T_T)

 ばらさんは日曜日にはなんか用事があるからということで、一度は月曜日に行くことにしたんですが、またまた天気予報が変わる変わる・・・。月曜日も70%になってしまい、どうも日曜日以外釣行不可能な状況になってしまい、ばらさんとは調整がつかず、つるぞうさんと二人での釣行となったんですわ。

 でもばらさん、釣りに行かずに卓球やってたらしいですわ。まったくこの人は・・・
2.榊ヶ下初挑戦
 とまあいつも通りドタバタはありましたが、無事15日に釣行決定し、勇んで出かけていきました真鶴。今回は3連休で、まして天候が不順ということもあり、雨を避けられそうな今日日曜日は相当な混雑が予想されます。しかーし同行のつるぞうさん(以下つるどん)が先に入って場所取りをしてくれるということで、私はのんびりといつも通りの電車とバスで真鶴入りです。
 つるどんは、なんでも奥さんの実家が湯河原にあるそうで、今日もそこから出撃だそうです。釣り場までは混んでも20分というなんとも羨ましい環境ですわ。ええなぁ

 今日は潮回りが小潮ということで、カワウソに入っても対石に入っても退路を絶たれる心配がなく、夕マズメまでゆっくり釣ることができます。一応第一希望としてカワウソの右(湯河原より)をリクエストしといたんですけど、やはり連休で人出が多く、つるどんが着いたときには既にカワウソも一杯だったようで、榊ヶ下に入っているということです。

 榊ヶ下か、行ったことないなぁ・・・、なんかいっつも人が入ってて混んでそうな雰囲気なんですよね。でも「真鶴の地磯・おか釣り専門だ」のtumuziさんもそのHPの中で”真鶴の一級磯”といっていたし、これはなかなかいいかもしれない。

 番場浦の駐車場から下の浜に出て、いつもはカワウソ方面へ左に行くところを、今日は榊ヶ下方面に右に向かう。カワウソ方面は遊歩道が整備されていて、比較的歩きやすいのだが、こっちは砂利浜を歩き、途中から磯場に上がっていく。距離はたいしたことないのだが、砂利浜は歩きにくい・・・。

 途中の磯場には何箇所か低いところがあり、満潮時には渡れなくなりそうなところがある。大潮の満潮時には絶対に渡れないな。しかし真鶴はこういうところが多い。カワウソも対石も満潮時には島になるので、潮時表で干満の時間をしっかり調べていかないと泣く事になるんですわ。過去に何度泣いたことか・・・(T_T)

 磯場は途中から少し登りになっいて、そのてっぺんが榊ヶ下だ。足場はすこぶるいい。ロケーションもなかなかいい。こんないい釣り場があったのか、知らなかったなぁ。

 早速つるどんに挨拶して状況を聞いてみるが、案の定というかコッパばかりとの事。まあこの時期まだまだしょうがないでしょう。でもそろそろサイズが上がってきてもいい頃だし、期待は持てそうだわね。

 さて釣り座はどうしよう、つるどんの左には一人先釣者がいて、並んで竿を出せそうにはない。少し手前に二段ほど下まで降りられるところがあるのだが結構波が来ている。ここに降りてやろうか?でもここだと波かぶり分科会の名誉会長になりそうだしなぁ。しょうがない一段高いところでやることにしよう。

 手前は竿一本ほどまでは浅いのだが、その先は少しは深くなっているようだ。正面の一段低いところは小さい出っ張りになっていて、その左側は浅いのだがいい感じでサラシが出ている。

 まずは出っ張りの先からその右側、サラシの際辺りを狙ってみる事にして、準備を開始した。

 先ずは第一投。ですぐにヒット、クチブト20cmだ。これは幸先がいい、この分だと今日はバホバホになるかもしれない。

 と思ったのにそのまま20cmを超えるサイズはこない。あちこち打ち返してみてもどこも計ったように20cm止まりだ。でもまあほとんど一投一尾で空クジ無しで食ってくる。これはこれで楽しいもんだ・・・(T_T)

 つるどんの隣に入っている釣り人は、上手いのか下手なのかあまり釣ってない。場所も良さそうなのにどうしたんだろう?ひょっとしてすごく上手い人で、コッパを避けるすべを知っているのか?あっ釣った。・・・キタマクラ・・・(^_^;)

 あーあ、キタマクラじゃコッパの方が1000倍くらいマシだな。こっちでおとなしくコッパいじめしてよっと(^o^)丿
3.つるどんはやっぱりすごかった
 まあそんな感じでコッパ君たちと楽しい時間を過ごしていたとき、突然つるどんがなんか呼んでいる。見てみるとなんとも綺麗な熱帯魚を釣っていた。すかさず記念写真を撮らしてもらった。
 この魚チョウチョウウオ科の「シラコダイ」というそうですが、結構温帯地方まで生息してるようです。
 が、そんなめったに釣れない魚まで釣ってしまうつるどんて素敵(はーと)

 そういえばちょっと昔にあったなぁこういうの。普段釣ろうにもなかなか釣れない魚をひょいひょいと釣っちゃう人・・・
そうそうイチローさんですわ。ブダイとイラのそれぞれ39cmをひょいひょいと釣っちゃった。まあブダイはそれなりに釣れますけど、イラって何?図鑑以外で初めて見ましたわ。

 つるどんの話に戻りますけど、その後もなんとイワシの4cm位のを釣ってましたわ。 いやすごいわこの人。思わず「魚種別最小魚評議会」に認定しちゃいましたよ。
 でもまあそれだけじゃないだなぁ、はっきり言ってそんなのはただの前振り、話のついでというやつですわ。

 この人のほんとにすごいところは、その「雨男伝説」にあるんです。先週三浦でまん平さんと秘密の場所に行ったらしいんですけど、何でも土砂降りでドホホになったという話を聞いてます。
 その前にも私と熱海港へ行ったときにも目の前は晴れてるにもかかわらず、後ろから雨雲が来て、我々のいるところだけ、ほんとにそこだけ雨が降ったことがありましたわ。

 いやすんごい人ですわ。今回ももちろんきましたよ、お約束ですから。12時頃は薄日が差してたんですけど、13時半になって突然パラパラと降り出しましたわ。でもまあ今日はつるどん体調が良くなかったのかなぁ、5分くらいで止みましたけどね。
4.結局コッパいじめ
 つるどんの隣にいた上手いのか下手なのか分からない人は、昼頃に撤収していきました。まあ釣れるのがキタマクラばかりじゃねぇ・・・
 そこでその場所に移動してつるどんと並んで釣ることになったんですが、さっきの人はキタマクラばっかりだったけど、その場所に入ってまともに釣れるんか?

 どうもあの人足元の流れの淀んだとこにコマセうって、仕掛けもそこに入れてたみたいで、足元にはキタマクラが一杯泳いでますわ。
 そこであちこち探りを入れていたところ、右に張り出した岩の左側でコッパが食ってきました。そこを集中的に攻めることにしましたが、どうもサイズが良くありません。せいぜい15cm位なんですわ。

 さっきのところはコンスタントに20cmだったんでちょっとがっかりしてたところ、浮きを一気に引っ手繰るアタリが出てそこそこの手ごたえで20cmのオナガが来ました。

 その後は、その辺りを集中的に攻め、オナガばかり何匹か釣りましたけど、どうしても20cmを超えません。夏休みに来た時には20cmアップが結構混ざっていたので、今年の秋磯は期待できるかなと思っていたんですが、今日はちょっと寂しいですわ。

 あっそうそう、そういえば去年も9月はちっこいのばかりだったっけ。やはりもう少し涼しくならないとだめなんですね。早く涼しくならないかなぁ。10月、11月が楽しみだ。
PS.あっそういえば
 前回の−夏休み特別編−に書き忘れたことがあったんですわ。前前回6月に釣行したときにタモの尻栓をカニに持っていかれたんですけど、8月に同じ場所に行ったときに変わりになるものを拾ってきました。
 ゴムの尻栓なんですけど、サイズがちょうど良かったんで持って帰ってきて使ってます。無くしたのはプラスチックで螺子になってたんですけど、拾ってきたのはゴムで、そのままでは使えなかったのでビニールテープで補強してます。

 そこで物語り・・・
ある日真鶴の釣り場での出来事。
天使「これこれそこの釣り人よ、そなたの落とした尻栓はこの金の尻栓か?こっちの銀の尻栓か?」
釣り人「はい、私の無くしたのは、ただのプラスチックの尻栓です」
天使「そうか、ただのプラスチックか。なかなか正直でよろしい。それではこれを授けよう」
釣り人「えっ、いいんですか、ありがとうございます。助かりました」
・・・・・・
釣り人「ゴムじゃねーかよ」
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