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2002年8月11・13日(真鶴・由比)-夏休み特別編-
平成14年8月11・13日 釣行データ 
釣行先 11日 神奈川県真鶴半島・対石
13日 静岡県由比・テトラ帯
潮回り 中潮
干潮  昼頃
満潮  朝晩
天候 曇り 35度(ひどく暑い)
南西の風3m〜5m
波高 1m
釣果 コッパメジナx多数 結果
カサゴx1(22cm)
クロソイx1(20cm)

当日使用の道具と餌等
 真鶴での仕掛け
      
3Kg x1袋 スーパーハード
由比テトラでは、
  自作短竿(1.3m)にブラクリ風仕掛け使用の穴釣り。餌は前日の寿司ネタの残り(マグロ、イカ・・・)と
 賞味期限の切れた桜海老を使用。

釣行記

 毎年夏休みには女房の実家のある静岡に帰省していて、今年も例年どおり出かけることになった。この帰省では、真鶴に寄って釣りをして行くというのが恒例となっている。
 真夏の日中に釣りをしても暑いだけでたいした釣果はないのだが、子供たちも大きくなり家族で釣りに行くこともなくなった現在、年に一度のイベントとして楽しみにしている・・・のは女房だけか・・・

@8/11 真鶴・対石
 お盆の帰省ラッシュで東名はひどく混んでいるようだが、我々は一般道なので途中まではそれほど混雑していない。これも帰省のための知恵の一つか、わざわざ混む高速を使わずに一般道でのんびり遊びながら行くというスタイルが定着した。
 しかし伊豆半島はどこも混んでおり、特に小田原石橋辺りではひどく混んでいる。伊豆半島には道が少なく、そこに車が集中するので混むのが当たり前になっているが、毎年毎年これなんだから何とかしてほしい。これだから車で移動するの嫌なんだ・・・

 各料金所では西湘バイパスから真鶴道路への新バイパスのアンケートが配られていたが、「利用料金はいくらが妥当か?」に対しては、なぜ「無料」の選択肢がないんだ?そんなもんタダに決まってるだろタダに!!何で金取ることを先に考えてんだ。利用者の利便性が最優先ちゃうんかい、日本の道路行政はいったいどうなっとんねん。

 でもまあ石橋を過ぎた後は比較的空いていて、スムーズに流れている。石橋の料金所周辺は西湘バイパスと小田原厚木道路とか一般道がすべて合流して真鶴道路に入るために混雑する。しかも料金所なんか作るから余計に混雑するんだ。タダにしろタダに・・・

 まあそれは置いといて、真鶴ではばらさんも合流するかもしれないという事だったが、あいにく波が1.5mの予報で、ばらさんの許容範囲を超えていたため、ばらさんは欠席となった。まあいつものことではあるが・・・

 真鶴は結構人が入ってはいるものの観光客が多いだけで、釣り場自体はそれほど混雑していない。このくそ暑い中で釣りをする物好きはやはり少なかった・・・。ただ波っけがあり、南面のカワウソは避けた方が良いようで、北面の対石を目指すことにした。

 対石も3番には石物師が入っていたが、1番が空いていたのでそこに入ることにした。0:30に干潮ということで、この時間もずいぶん潮位が低く、波っけがあるわりには釣りやすい。
 ばらさん、波高だけじゃなく潮回りとかも見とかないと、一生釣りに行けまへんで。満潮の波高1.5mはきついかもしれんけど、干潮時の1.5mは全然平気やで。まあちょっと風があるのが難点といえば難点だけど・・・

 釣り始めてすぐにコッパの大漁体制に突入。でも今回は最初からサイズがちょっといい。去年のこの時期は平均すると15cm程度、最大で20cmというところだけど、今年は平均すると18cmくらいで、20cmアップもずいぶん混じる。またここではオナガが7〜8割なので、木っ端といえどもなかなか面白い。軟調の渓流竿では伸されそうになる事もある。

 コッパの数釣りを堪能し、満足して静岡へ向かうことにする。が、しかし、またもや車の渋滞だ。今度は熱海に抜ける途中、真鶴道路の新道と旧道との合流点、吉浜での大渋滞だ。真鶴からの場合旧道を通ってくるが、旧道側は特にひどく、新道は比較的流れているのに旧道は一向に進まない。真鶴から吉浜合流通過まで1時間半・・・。これだから車での移動は嫌なんだ・・・
真鶴道路の渋滞、なんとかしてくれぃ

A8/13 由比テトラ
 夕方には墓参りに行かないといけないので、近場に出かけることにした。この辺りは海に近いのだが、田子の浦という水質劣悪で全国に悪名を轟かせた地区に近く、あまり釣りをする気にはなれない。
 そこで、ちょっと足を伸ばして由比に出かけることにした。いや足を伸ばすつもりでいたのだが、行ってみればなんと30分で着いてしまった、予想外に近いのにビックリ・・・

 今日も波と風が強めなので、テトラ帯に登るのはやめて、砂利浜のようになったところとの境の足場の良いところで穴釣りをしてみることにした。ここは前回来た時から穴釣りに良さそうだなぁと目をつけていた。
 取りあえず、自作の短竿(1.3m)にブラクリ風の仕掛けをつなぎ、子供に渡しておいて、私はtumuziさんにもらったカゴ仕掛けでちょっと沖目を狙ってみることにする。

 カゴには賞味期限の切れた桜海老を詰め、付け餌も桜海老と言う贅沢な釣りだ。第一投から早くも浮きが消しこむが、びびびっという軽い引きだ。ところが途中でふっと軽くなってしまった。巻き取って見てみるとなんと針がない(T_T)。フグがいるようだ。
 その後はフグフグフグのオンパレードで、針がいくらあっても足りない状態・・・。30分で針を一袋使いきり、バカバカしくなって中止。

 穴釣りでは次男がカサゴを掛けた。結構良い型で22cmはある。早速記念撮影をするためにカメラを取りに戻ったが、カメラをを構える寸前で針はずれでナチュラルリリース、残念撮影失敗。晩御飯のおかずにちょうど良いサイズだったのに・・・

 ところでこの穴釣りに使用している餌は、昨日食べた寿司の残り物で、マグロ、イカなどを持ってきた。さっきの餌も賞味期限の切れた桜海老だし、今日は実にコストパフォーマンスに優れた釣りである。
 穴釣り用の竿は一本しか出していないので、子供二人と女房が交代で使っている。必然的に順番待ちが発生する。そこに私も割り込んだもんだから、もう竿の取り合いである・・・(^_^;)

 その後、私がクロソイの20cmを掛け、急いでカメラを取りにいっている間、女房に持たせておいたところ、またもや針はずれでリリース。今回も撮影失敗。
 だがしかし、女房がそのまま仕掛けを入れるとすぐにヒット、またまたクロソイの20cmだ。おや?さっきの奴だ、何だこいつよっぽど腹が減ってるのか、学習能力がないのかすぐにまた掛かってきた。しかし今回もまたすぐ針はずれでまたまた撮影失敗。

 足元のテトラの下にはドンコがいるのが見える。餌にも果敢に反応するのだが、なかなか針掛りしない。餌をいろいろと変えてみたが、マグロでは見向きもしないのに、イカには反応する。この辺りはマグロの水揚げ港の焼津も近いからマグロなんて食べ飽きてるのだろうか?

 ドンコはあちこちにいるのが見えるが、カサゴやソイの姿は見えない、しかし釣れてくるのはカサゴとソイばかりだ。こうなるとどっちが頭がいいのか分からなくなってくる。

 風があって涼しかったものの、真夏の太陽は容赦なく、真っ赤に日焼けし、ひりひりしながらの帰宅となった。女房の実家ではその晩なんとカサゴが食卓に上った。それも30cmもある見事なものだ。折角の獲物をリリースしてきたと聞いたばあちゃんがスーパーで買ってきたのだが、その値段を聞いてビックリ。30cmはあるカサゴが¥300だとか・・・。安い、やっぱ静岡は海産物はとてつもなく安い。


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