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2001年6月18日(三浦・諸磯)−中潮− バキッ!ボキッ!サバダバサバダバ

 またもや例によって一ヶ月ぶりの釣行です。去年は仕事が忙しくてぜんぜん釣行できなかったので、これでもまだマシなほうです。
 さて今日の釣行先は三浦半島・諸磯。会長のばらさんと久々のご一緒です。ばらさんは先週から「寝くたれ病」だとか何とか言って、サボりの前フリに余念がないのですが、せっかく買ったメガドライの試釣も兼ねてちゃーサボるわけにもいくまい。

 前日の打ち合わせでは、5時に家を出るときに電話してくることになってるんですが、5時半になっても連絡がありません。こちらから電話してみると案の定「寝坊した」とのこと。これはほんとに「寝くたれ病」に犯されてしまったのかもしれない。でも15分遅れという、ばらさんにしてはかなりの時間厳守で到着するそうで、何とか一安心。でも私は待ち合わせ場所で45分も待ってました・・・(~_~メ)

1.釣り場は大賑わい
 さて、釣り餌のグラントさんに寄って状況を聞いてみると、うれしいことにアジ・サバの入れ食いだそうです。おいおい乗り合い船じゃないんだからサバ釣ってどうすんだよ。さらに「この辺一帯どこ行ってもサバの大群で、ちゃんと狙えば200は釣れるよ」とさらにうれしい追い討ち・・・(T_T)
 メジナは・・・と小さい声で聞くと「だめだね」と大きな声で返事された・・・(T_T)×2

 さて平日の三浦は久々だし、まして諸磯は2回目なので、車が停められるかどうかちょっと心配だったんですが、駐車スペースには一台もなし!!という幸運。これは幸先がいい・・・というか、こんなとこでツキを使い果たしたくないというか、でもまあ空いてて良かった。実は諸磯に来るのに唯一の心配がこの駐車スペースのことで、もし停めるスペースがなかったら最悪の場合、2〜300メートルもバックして戻らないといけないような場所なんです。しかも道幅は車一台がやっと・・・

 駐車スペースの問題はクリアーっと。後は釣り場が空いてるかどうか、これもちょっと心配だったんですが、地元の老夫婦が先端にいるだけでガラガラ。お爺さんにいろいろと話を聞いて、一番いいという場所に入って準備開始。でもあのお爺さんはどうして一番良いという場所でやってないんだろ・・・
 まあ細かい事はほっといて早速開始。しかしそれにしてもすごい数の餌取り。サバイワシボラその他大勢がわんさかと、空から降ってくる餌を待ち構えて大賑わいです。それに鏡のようなベタベタの凪、まるで山中湖でバス釣りをやっているようで、コマセを打ってもドヨーーンとただ沈むだけ。
 まあ考えようによっちゃ、浮きのあるとこにコマセを打てば自然にコマセと付け餌の同調が図れるという非常に便利な状況ともいえます。はぁーーー(-_-;)
2.突然の悲劇
 第1投は、ものの2・3秒で餌落ちしたものの、第2投で早くも15cmのコッパ、これでグリ脱出。しかし後が続かず、サバの猛攻に敗北気味・・・
 こんな時のために準備した練り餌が早くも登場となってしまった。でもやはりこれが正解で、コッパがビシバシとヒット。でもサイズは15cmから18cm止まり、もうちょっと手ごたえのあるやつが来ないかなぁと思っていたときに、やっと来ましたちょっと手ごたえのあるやつ。こういうときは一際引きが強く感じるもんでワクワクしてきます。ところがこれがなんとアイゴの23cmでちょっとがっくり・・・

 釣れたアイゴを磯の先端に出てリリースした後、ちょっとバランスを崩したものの華麗なバックステップで体制を整えたとたん、バキッ!というか、ボキッ!というか妙に心地よい音と共に左足に軽い異物感。そしてそこにはなんだか見慣れない15cm位の細長い物体。一瞬事態が飲み込めないまま、華麗なバックステップの余韻に浸っていた。
 さて続きを始めようかと竿を手にとったところ、いつも肘にあたる竿尻の感触がない・・・ん?と見ると、なんとリールの位置が15cmほど後ろにずれているではないか。ということはさっきの15cmの見慣れない物体は本来竿の後ろについているべき部分では・・・

 悲惨です、見事なまでにスッパリと刃物で切ったように折れています。これこそ華麗なるバックステップのなせる業、われながら惚れ惚れします。
 まあこのまま使おうと思えば使えるんですが、いつも肘に当たってる部分が無くなると竿の重さを直接手で受ける事になり、腱鞘炎になりそうなので予備竿に変えることにしました。準備万端、いつ何が起ころうとも慌てず騒がず、さっと予備に切り替える。実にスマートです。まあほんとは竿を踏んずけたなんて恥ずかしくて人に言えないので、さっさとしまって別のを使うという奥ゆかしさなんですけど・・・なんと言おうとトホホである現実は変えられない・・・
 久々の外ガイド竿ですが、やはり穂先の糸がらみは厄介なもので、改めてインナーの良さを実感してしまいました。
3.11pmかい
 さて気を取り直してばらさんの様子を見てみると、得意の磯際釣法で順調にベラを釣ってます。ほほー、メガドライはベラ釣りにいいんか・・・。んなはずは無いんですけど、それにしても餌取がウジャウジャしてる中から見事にベラだけを選別してます、これはやはり見事というのでしょうか・・・

 私も、外ガイドの感触を思い出しながら釣り続けていますが、今度はサバの入れ食いになってしまいました。しかしこのサバという奴は、どうしてこうもブルブル震えるんでしょう。サバのブルブル攻撃にサバイブレーターと命名してしまいました。このサバを生きたまま持って帰れば、携帯のマナーモードの代わりとか、肩こりの解消グッズとして売れるかもしれない・・・。

 サバ、サバ、サバで、ふっと頭にある曲が浮かびました。♪サバダバサバダバ、サバダバダ、ウ〜サバダバ。11pmかい・・・(これを知っているという人はそれなりの年齢ですね・・・)

 やっとサバダバダが終わったころ、ズボンのポケットからブルブル攻撃を受けました。何でサバがポケットにと思ったら携帯でした(分かりやすい落ちですいません・・・)。さてはヤスさんかい、と思ってみてみるとなんとイチローさんから冷やかしの、いや激励の電話でした、イチローさんありがとう。
 そういえばヤスさんからのメールがこないなぁなんて思っていたら、その矢先しっかりと来てました。ほんとにマメな人です。奥さんとか子供さんにもマメなんでしょうね・・・
4.3000番が
 その後はコッパ、コッパに戻りましたが、やはり私はこっちのほうがいいです。コッパハンターとしての血が騒ぎます。
 そんな折、ヤスさんからKoppa’s webの3000番をオチャメさんがゲットしたというニュースが入りました(ほんとにマメな性格で助かります)。そういえば、今日あたりちょうど3000番を迎えるタイミングだったんですね。家主が不在ではお話になりませんが、釣りのHPの家主が釣りに行っていたのなら言い訳は立つでしょう、これがゴルフかなんかだとちょっとまずいですけど。
 しかし、その後にはなんとイチローさんとダブルゲットだった、ということも連絡がありビックリしました。きっ記念品をどうしよう・・・
 昼頃にはコマセも無くなり、撤収することにしました。いつもよりちょっと早いし、イチローさんには電話で満潮前(15時満潮)がいいと言われてはいたんですが、帰ってから竿の修理をしないといけないし、HPの確認もしたいしで、昼過ぎ頃には帰途につきました。

 折れた竿はあまりにもスッパリ折れているので、修理は比較的簡単にできそうです。そこで古い竿を15cm位に切って、それを破損部分の上から被せる事にしました。たまたまちょうど太さの合う竿があり、それを使用して無事修理完了です。何とか使用可能な状態に復帰しました。
 危ない危ない、もし修理不可能だったら新しい竿を買うお金なんかありません。ばらさんはメガドライを買いましたが、私はそんなに財力が無いので、なんとしても修理を成功させないとと必死でした。

 結局今回の釣行もトホホになってしまいました。何とか次の釣行こそはトホホを脱出して普通の釣行記にしたいものです。

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