2000年1月4日(真鶴・対石)30cm頭に23cm以上が2枚
 またいつもの対石に来たが、またいつもの場所には先釣者。 それではとまたまた一番奥の出っ張りに陣取る。

 前回釣行で穴のあいたスカリを補修して、準備万端で釣開始。さすがに冬場になってきて、活性が落ちている、なかなか当たりがでない。 しかし何とか23cmに続いて30cmをゲット。いつもどおりスカリに入れて確保。

 昼過ぎ、なんとなくスカリを見ると、なんか黄色い。ゴミが絡んじまったよぉ。
外しに行こうとして足がハタと止まってしまった。ゴミが不気味にうごめいている・・・。それも生物的なうごめき・・・・。
 あっちゃーー!!
うっウツボだあー!!
なんてこったい、ほんとにウツボが居やがったぜぃ。まったくもおー。 こんな足元まで攻めてくるとは思っても見なかったぜぃ。こうなったら生け捕りだぁ。早く穴をあけて中に入ってみろ、 ひっひっひっ・・・(別の世界に行ってしまったような私) 戦いの記録参照

 結局生け捕り作戦は失敗に終わったものの(成功してたらどうするつもりだったんだ・・・)獲物のメジナは無事確保、といっても痛々しいほどにカジられていた。 寒いから早く帰ろぉっと。
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 2000年3月3日(真鶴・白磯)まともな釣果なし
 久々、2ヶ月ぶりの釣行です。磯のメジナ師にとって冬は最高の季節なんです。でもサブいんです、とてつもなく。 結局私は冬場には一度も行かなかった・・・・私はメジナ師ではないんだ・・・・

 まあそんな事はどうでも、久しぶりの釣行だぁ。いつものようにキクカワのオヤジ(
若いんだって!!
)に状況を聞いてみると、今良いのは高磯の一部と大ヶ窪辺りだけとのこと。 そんだば久しぶりに大ヶ窪から白磯辺りをいじめたるか。

 テクテク歩くこと20分以上、やっと到着大ヶ窪。ところが唯一竿の出しやすい岩場には先釣者。仕方なく隅っこのほうに入れてもらって釣り開始。 始めて数投で18cmの海タナゴが来て、ほっとしたのも束の間、その後全然釣果なし。 しぶーーい当たりはあるものの針に乗らない。 これは多分タナゴの突っつき攻撃だろう。

 昼頃になって先釣者が早上がりしたので、すかさずそこにポジションチェンジ。釣り始めると後ろで何か叫んでる。 さっきの先釣者が片付けの途中でトンビにメジナをさらわれたと言って怒ってる。誰に怒ってるの?トンビ?私?

 そう言えば釣りに来ると、自然との対決が結構多いんだなぁこれが。波や風など自然との対決はいつものことだけど、 落ちたバッグの救出に12月の海に胸まで浸かったり、波しぶきで全身ずぶ濡れになったり、なんてのは良い方で、 ウツボとの息を呑む死闘(
戦いの記録参照)があったり、磯ブヨ(
喰われると、 大きく腫れ上がって2週間以上も痒い)との血で血を洗う対決(対決の記録参照)があったり。
 そう言えば、餌を狙ってきた蜂との対決もあったな、あの時は指を刺されての負けだった。俺の見つけてきた餌をかってに食うなよなぁ。

 そして今日は、ここ大ヶ窪をいじめに来たはずが、たいした釣果もないまま惨敗。 まあこんな事もあるさ。次が勝負だよ次が・・・・
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 2000年4月1日(真鶴・対石)サザエ10個
 今日も休日出勤の代休を使って、いつもの真鶴への平日釣行。 いつもどおりキクカワのオヤジ(だからぁ、オヤジって言うほど歳いってないって)から情報収集。 どうもここんとこあまり良くない様子。そう言えば、去年も春先は絶不調だったんだよねぇ。

 もう何年前になるかなぁ、初めて真鶴へ行ったとき、魚のあまりの多さにほんとにびっくりしたんだよねぇ。 撒き餌をするとウワーッて感じで木っ端メジナがウジャウジャ沸いて、海が真っ黒くなるの。
 あっちに撒いてもウワーッ、こっちに撒いてもウワーッとなるもんだから、同じ団体さんがあっちに行ったりこっちに来たりしてるのかと思って、 2箇所同時に撒いたらどっちにもウワーッて沸いてきて、こりゃとんでもない数がいるぞ、と思ったもんでした。 それからですよ真鶴に通い出したのは・・・。

 なのにここ1・2年は春先の木っ端の沸きが今一つなんだよねぇ。でもなぜか秋から冬にかけて30cmクラスが結構釣れるんだよ。始めて来たときの、 あの木っ端たちが今ちょうど30cmぐらいになってるのかもね。 だとすると、あと数年はだんだん大きいのが釣れるようになるけど、その後はだんだん釣れなくなるという事かなぁ。

 まあ先の話は置いといて、肝心の今日の釣果はというと、メジナは22〜3cmが一つ半。半というのは見事なバラシ・・・ だけどすんごいお土産ができたぜ。

 今日4/1は素潜りのサザエの解禁日(
全然知らなかったんだけど)だったんだ。 昼過ぎ頃に人が釣りをやってる目の前に、おじさんがプカプカ流れてきて(ドザエモンではない
)、 ボコボコ素潜り始めちゃいやがんの。おいおいここで釣りやってんだからじゃますんなよなぁ、と文句でも言ってやろうかと思ったんだけど、地元の人みたいだし、 こっちもぜんぜん釣れてなかったから、黙ってたの。

 しばらくボコボコやってからこっちに向かって泳いで来たんだわ、なんだやる気か!と思ったんだけど、どうもそうではないらしい。 そんで、おじさんは「邪魔して悪かったねぇ」と言って、
サザエを10個
置いて行ったんですよ。
 私もあっけに取られて「あらまぁーいつでも邪魔してください」なんて変な回答。 しめしめ大漁大漁。スーパーで買うと1個250円ぐらいだから、2500円の稼ぎかぁ。今日の足代が浮いたな、なんて考えながら家路についたのでした。

 肝心な釣果のほうですか?みなまで聞くな! その夜はサザエの壷焼き一人2個ちょっとで、ほんのりリッチな気分を味わえました。
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 2000年8月11日(真鶴・対石)しょぼしょぼ
 仕事が忙しく出張続きで、4ヶ月ぶりに釣りに行きました。場所はいつもながらの、でも久しぶりの真鶴・対石。

 今回は家族連れでの釣行なので、世話が忙しく本格的にはできませんでしたが、それでも3ヶ月ぶりの魚の感触は良いもんです。
 真夏の真昼間という事もあり、釣果の方は報告できるようなものではないのですが、今年は子メジナが多く、秋に期待が持てそうです。
 まあ今日の所は日光浴に行ったとでも思えば・・・・ 10日間の夏季休暇が終わって、今日から仕事に復帰していますが、明日からはまた出張です。次はいつ釣りに行けるでしょうか?

 もうすぐ待望の秋磯のシーズンですが、秋までには仕事が一段落して、釣りに行けるようになると良いなぁ・・・
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 2000年9月27日(真鶴・カワウソ)アイゴ35cm他
 なんと一月半ぶりの釣行です。 たっぷりと貯まった代休を消化する為、平日釣行しました。場所は真鶴カワウソ。

 当日は10:30干潮、16:30満潮の大潮。気温28度とちょっと高めですが、真夏のジメジメはなく、そよ風が心地よい一日でした。 でもやはり日差しは相変わらず強く、一日で顔が真っ赤になってしまいました。

 さて釣果のほうはというと、まあ悲惨な物で、メジナの最大は15cm停まりと散々です。手応えのあったのは、
35cmのアイゴ外道と言います
)のみで、まあ結構引いてくれたので、それなりに楽しめましたが・・・

 それにしてもカワウソはアイゴ場になってしまいましたね。結構大きいのがかなりの数確認できました。 ボラも多いし、キタマクラも多いし、木っ端も多いし、ちょっとしたファミーリーフィッシングにはもってこいでしょうが、せめてもうちょっと潮がさしていればねぇ・・・

  ところで
大潮のカワウソは、満潮時に島になります
。 釣行の際には十分に潮時表を見ていきましょう。 私もちょっと油断している空きに退路を絶たれ、膝まで浸かって戻りました。
 もし波の高い日だったら、次の干潮まで待たないといけなかったかもしれません。 今度の釣行はいつになるか分かりませんが、やっぱり対石のほうに行く事にします。

 去年の秋には対石で30cmクラスの入れ食いがあったり、結構楽しめました。 もうすぐ秋磯のベストシーズンです。代休を取ってガンガン行きたい物です。

 そういえば、真鶴の北面(鉄棒・対石など)へ行く方は、
サーフトローリングの用意をお忘れなく
。 去年も10月頃から年が変わる頃まで、毎回目の前で大ナブラが立ち、その度に悔しい思いをしています。
 大きい物は幅200mくらいあり、岸から30mぐらいまで近づいてきます。 そんなとき弓角があればパホパホだったと思います。 真鶴へ行かれる方、是非とも投げ竿と弓角をお忘れなく!!
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 2000/10月27日(真鶴・対石)アイゴ40.5cm、高切れ3回
 ちょうど一ヶ月ぶりの釣行です。場所は久々の真鶴・対石の3番。(奥から3つ目の出っ張り)
 前回はカワウソに入ってアイゴとボラの攻撃に惨敗したため、今回は満を持しての対石入磯。
とにかくアイゴの攻撃から逃げるため、そして去年の同じころ毎回遭遇した大ナブラが忘れられずに 対石に入った。同行予定のばらさん(研究員No.150)は予定通りというか、案の定というか姿 を見せない。

 仕掛けは道糸2号にハリスは一発に期待しての1.5号、浮きは日本橋キャスティングで「めじな研究所見ました」 でもらったダイワセンサーフロートF、そして自作ハリス浮きGの2段仕掛けにジンタン6号の口鉛、針はヴィトム の5号のという最近得意のパターン。真鶴ではコッパが多いので、できるだけダメージ無くリリースするように ヴィトムしか使用しなくなった。

 朝のうちは波がざわついていて先端には出られず、一段高いところでスタート。いつものようにコマセにはコッパが 群がってくるが、型の良いのは見えない。順調(?)にコッパ掃除を始めるが一向に型が上がらず、いつまでたってもコッパの嵐。
 そのうち波が少し落ち着いてきたので先端に出る。ここは足元に大きなハエ根が出ているが、その先はぐっと落ち込んで ブラインドになっており、絶好のポイントになっている。
 ハエ根の際にコマセを打ちこんで、ブラインドの奥に落とし込みたいが、コッパが群がって餌が落ちていかない。 こういうときのために持参した練り餌を使用してハエ根の奥に沈め気味に流していく。これも最近得意のパターン。

 その頃になってやっとばらさん登場。ばらさんも順調(?)にコッパ掃除を始める。
沈めて流していた何投目かに浮きがじんわりシモッたので、軽く聞いてみるとゴツゴツと生物反応。 合わせると一気にハエ根の際に沿って走られ、ためる間もなく
根擦れで高切れ
。それは一瞬の出来事だった。 ばらさんが目撃していると思ったらなんと小用の最中。
うーむこの人は・・・(-_-;)

 この一撃で、もらった浮きから自作ハリス浮きまで全て持って行かれてしまった。 気を取り直して再度仕掛けを作る。もらってきたもう一つのセンサーフロートに自作ハリス浮きというまったく同じパターンで 同じように攻める。
 その数投目でまたまた同じようにジンワリとシモる様な当たりに聞き合わせると
ズドン
とヒット。(^○^)v 今度は先手を取られない様に慎重に溜めきっておいて、足場の良いところに移動するが、結構なスピードでハエ根の反対側に走っていく、 すかさず場所を移動して応戦するがなかなか浮いてこない。ここでばらさんを確認すると今度はちゃんと見ている様だ。
 それにしても強烈な突っ込みで、一向に弱る気配がない。これは自己記録更新間違いなしだと思いながら、 先ほどの高切れの悪夢を繰り返さない様に慎重に対応。まあハリスは1.5号だから根擦れさえ気をつければちょっと無理しても大丈夫。 やっと魚体が見えてきたとき、おや?いっ
色がおかしい
・・・(ーー;)そうアイゴさんだったのでした。
 そうするとさっきの高切れもアイゴだったのか、アイゴに仕掛けをごっそり持っていかれたと思うと何とも切ない気分になってしまう。 まあアイゴでも何でも40オーバーの1kgクラスの強烈な引き味を楽しんだからまあいいか。

 午後になって波もずいぶん落ち着いてきて、依然コッパ掃除に余念のない時を過ごしていたとき、突然に強烈な当たり、 これは紛れもなくメジナのそれもなかなか良い引き、と思っていたらいきなりスカッ・・・見事に針はずれ。 しかし良い手応えに感激しながら同じポイントを流していくと、またも強烈な当たり、しめしめ今度こそゲットだぜ、 しかし今度は何の前兆もなく
いきなりの高切れ
。(*_*)
たしかに良い型ではあったがそんな簡単にプッツンするとは・・・ しかもまたも浮きごとごっそり。

 このあと3度目の悲劇を迎える事になった。3度目は完全に私のチョンボで、投入直後に竿を下げたままベールも閉じたままで、 コマセをこねている最中にいきなり持ちこまれ、はっと思った時には
パチン
という威勢のいい音を残して仕掛けごと ごっそり持って行かれてしまった。(T_T)
 それにしても
一日に3回
も高切れするとは・・・たしかにラインメンテナンスは怠っていたが、それにしてもこの糸は ちょっと弱すぎなんじないの?何号の太さで何号の強度とか言ってるけど逆なんじゃない?

 何ともやりきれない気持ちを残したままではあるが、久々に強烈な引き味を堪能した事をせめてもの慰めにして帰路についた。 (あれがめじなだったらねぇ)
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2000/12月8日(真鶴・対石)コッパ目一杯+薬指負傷
 またもや一月半ぶりの釣行です。貯まりに貯まった代休をやっと消化できる事になり、平日釣行です。どうも今年は仕事が忙しくてなかなか釣行ができません。特に12月になると土日は大掃除やら買出しやらでとても釣行どころではないし、平日も忘年会やら何やらでなかなかスケジュールがたちません。

 まあそんな訳で平日釣行に来たのは良いけれど、何なんだこの人出は・・・岩場の先端という先端にはことごとく人が入っていて、もう割り込む隙間がない・・・・・そんな中で対石の一番(一番奥)には何とかは入れそうなスペースがありそこに潜り込む。下の水溜りにはスカリの中にアオリイカが一つ入っている、しかし釣り座には道具があるだけで誰もいない。まあ失礼ながら勝手に始めさせてもらおう。

 準備をしていると先釣者が戻ってきた。挨拶をして話を聞くと、餌の活きアジがなくなったので駅前まで買いに行っていたという。どうもイカ釣り専門のようなので空いた場所に入れてもらう事にして釣り開始。

 ここは何回か入っているが、足元から竿一本ぐらいまで全面ハエ根が出ていて、ちょっと釣り難いが、釣友の「ばらさん」(
メジナ研究所研究員No.150)がスーパー初心者の時、私との真鶴初釣行で28cmを上げている場所。
 早速コマセを作って・・・といきたいところだが、オキアミが凍ってガチガチ!!手も足もでない。角のほうから少しづつ削って何とか2〜3杯分をつくってポイントに撒く。

 
コマセといえば、今まで真鶴ではキクカワ釣具店で買う事にしていた。キクカワのオヤジ(結構若いが)が気さくな人で、良く話をさせてもらったりいろいろサービスしてもらったりしていたが、ここだけの話ちょっと高い。3Kgで¥1200〜¥1500ぐらいする。
 「ばらさん」からの情報で青木釣具店が安いということで、今回は
青木釣具店購入する事にした。ほんとに安い、3Kg¥700。なんと半額で購入できてしまう。

 釣り開始早々から順調にコッパの嵐、たいしてコマセを撒いてないのに、この勢いはとても12月とは思えない。でもいつもはだんだん型が上がっていき、そのうちドカンと来るのがパターン。
 でも今日は終始コッパのまんま一向に型が上向かないし、最近常連さんのアイゴも顔を出さない。まあ数だけは釣れるから良いか・・・今日はこんなモンで勘弁してやろう。寒くなってきたから早く帰ろ。

 荷物をまとめての帰り道は、岩場あり、ゴロタ場あり、急な階段ありの地獄道。でも何度も通った道だし、いつものようにゴロタの大岩の上を軽快に飛び跳ねていたところ、うかつにも浮き石に乗ってしまい、バランスを崩してしまった。体制を崩しながらも岩の下に飛び降りたが、重い荷物のせいで倒れそうになり、とっさに右手をついた。ナイスリカバリー!と思ったが右手が痛い、ふと見ると薬指の角度がおかしい。なんと薬指の第一関節から先が逆に曲がっている

 どひゃー!骨折か?
慌てて元通りの形に戻して動かしてみると、何とか動くし痛みもさほどでもない。どうやら骨折はしていない様だが、脱臼していた事は間違いない。今は痛くないが明日以降が心配だ、かなり腫れるだろうな、とか考えながらも何とか帰宅。
 家で湿布をしておいたが、その日は痛みも腫れもそれほどでなく、ちょっとほっとしていたが、翌日からは予想通りに腫れだし、ちょっと不自由な思いをしている。

 まあ大した怪我でなくて良かった。皆さんも怪我には十分に注意しましょう。特に私と同じぐらいの年齢の人(40代半ば)は、体力や反射神経の衰えを良く自覚した方がいいですね。

 今回は全然釣行記になっていませんでした。まあたまにはこんなこともあるわね。

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