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持って行く荷物とパッケージングについて

持って行く荷物
 今までのページで説明したように、事前に準備する道具類はいろいろあるのですが、狙う魚の種類や釣り場の様子で持っていくものも変わってきます。例えば堤防に行くのであればスパイクブーツよりはゴム底の靴の方が安全だったりします。そこで標準的というか、私が普段地磯に出かけるときに持っていくものを中心に説明しましょう。

 私の場合、真鶴には電車で行く事が多いんですよ。どうもあの帰り道の渋滞が嫌いで、楽ちんな電車釣行にしてます。そのため持っていく荷物もある程度厳選して、パッケージングもいろいろと工夫を凝らさないと、荷物は増えるばかりです。
 そこで持っていく荷物とそのパッケージングのコツを少々。

フローティングベストのポケットに入れていく物
フローティングベストには、釣りながら良く使用する物だけを厳選して入れておきます。
その他あまり使用しないものは、別の袋やケースに入れてバッグに仕舞っておきます。
 先ず針、これは木っ端を釣りに行くとしても、現地の状況によって急遽狙いを変更せざるを得ない場合などがあることから、何種類かの針を持っていきます。大きさはメジナ用の4号〜6号くらいで充分です。
 また目の前にアジやサヨリ、カワハギなどが出て来た時用に伊勢尼の小さい金針などもそっと持て行きます(^_^;)
 ハリスの結んである針が売っていますが、それでもOKです。
 私の場合は夏場はヘラブナ用のスレ針なんかも持っていきます。これは安くて良いのですが、ちょっと大きいのが掛かると伸びてしまったりするので、できるだけ軸の太いしっかりしたものを選んだ方が良いです。
 別のポケットには、浮きや小物類を入れていきます。
 浮きは、普段良く使うものだけをメッシュの浮きケースに入れ、その他のものは別にしてバッグの中にしまっていきます。
 また「からまん棒」、ガン玉、寄り戻し、ゴム管などは「あきお君」という小物ケースに入れてます。
 中央の白いケースは、アタリ浮きや飛ばし浮き、水中浮きなどのケースです。
 その他、ペンチやハサミ、糸カッター、針結び機、携帯灰皿などと、一番メインで使用するハリスをポケットに用意しています。
予備として持っていくもの
バッグには予備としてハリスなどを仕舞っていきます。
 予備として、ハリスは1号から2号くらいまでをいろいろ持って行きます。ただ最初は1.5号50m巻きが一つあれば充分ですよ。
 ハリスにはフロロカーボンとナイロンがあるんですが、フロロカーボンの方が値段は張りますが、断然に強いのでフロロカーボンのハリスをお勧めします。
 同じフロロカーボンでも、いろいろなメーカーからいろいろな種類の糸が出ていて、選ぶのに困るほどですが、まあ最初の内はあまり高価なものではなく、廉価版の物で充分でしょう。
 その他には「匂いの消えるティッシュ」とか、道糸の滑りを良くする「ボナンザLコート」なども持っていきます。
バッカンの中に入れていく物
バッカンの中には、濡れるもの、汚れるものなどをまとめて入れていきます。
袋に入れ、帰りもこのまま袋を閉じておけば臭いも少しは防げます。
 バッカンの中には濡れるもの、汚れる物をまとめます。
 餌箱、水汲みバケツ、コマセスコップ、タモ網、スカリなどです。
 使用後に汚れた物も軽く洗ってから袋に仕舞って帰り、家に帰ってから真水で充分に洗うようにします。
 釣りが終わった後には、この袋以外に、汚れたタオルとか、ヒップガードとか、雨合羽とか、とにかく濡れたもの、汚れたものをこの中にまとめて持って帰ります。
 そうそう釣り場で出たゴミもバッカンの中に入れて持って帰ります。
  スーパーの袋などにまとめて入れておき、餌屋さんでオキアミを購入したらこの袋を出して、バッカンの底にコマセを入れ、上から袋を入れなおします。
 スーパーの袋なので1回使用したら捨てて、次回は新しい袋に入れておけばいつも綺麗(^_^;)
 バッカンがコマセで汚れるのがいやな人は、バッカンの中にゴミ袋などを敷き、そこにコマセを入れるようにすれば、バッカンが汚れないですよ。ただし、使用後のゴミ袋は釣り場に捨てないで下さいね、絶対に。
 ゴミは基本的に持って帰ります。

竿ケースの中に入れていくもの
竿ケースはリールを付けたまま仕舞えるタイプのものを使用しています。
別にこのタイプなくても良いのですが、どのタイプを選ぶにしても、軽くて細身のものを
選ぶようにしています。電車釣行ではコンパクト、スリムが一番重要です(^_^;)
 竿ケースには、メインの竿、予備竿にそれぞれリールを取り付けて入れています。まあ予備リールを予備竿に取り付けているだけですけど(^_^;)
 それとタモの柄。またコマセ柄杓とコマセブレンダーも竿ケースに入れていきます。
 あとは棒浮きのケースを竿ケースの中に入れています。

荷物のパッケージング
 さて次はパッケージングです。あまり大きなバッグに大量の荷物を入れていくのは電車で迷惑になりますから、バッグはあまり大きくないものを選びます。
 とは入っても冬場は防寒着を入れたり、天候によっては合羽を入れたり、どうしても荷物は増え気味になりますが、それらを何とか詰め込んで持って行くことになります。

 基本は重いものを下に、先に使うものを上にということになるんですが、バッグの大きさや形によってなかなかそう上手くはいきません。出来るだけ効率的にパッケージできるように工夫が必要です。

 私の使用しているバッグは、内部がゴム張りで完全防水になっているタイプです。そのためスパイクブーツをじかに入れていますが、使用後のブーツは濡れていたり、汚れていたりしますので、スーパーの袋に入れてからバッグに入れるほうが良いでしょう。
 バッグの大きさとパッケージングの都合上、スパイクブーツを一番下に入れていますが、本来なら最初に使用するべきものですから、バッグの一番上に入れるのが本当です。
 ブーツのつま先部分に出来た隙間にスーパーの袋に入れた配合剤を詰め込みます。
 重いものを出来るだけ下に集めるように詰めていくのですが、スパイクブーツの下に配合剤の袋を入れるとスパイクで穴が開き、集魚財ならぬ集虫剤になってしまいますのでご注意を。
 そしてその上に小物類や、防寒着、合羽、ヒップガード、デジカメなどを入れ、タオル、サングラスなどは、外のポケットに入れます。

最後の仕上げに
さてバッグは何とかコンパクトにしましたけど、そのほかに持っていくものは、
竿ケース、フローティングベスト、バッカンがあります。それらは・・・
 フローティングベストは安全装備として必要不可欠です。でも嵩張るんですよねぇ。
 冬場は着て行っちゃってもいいんですけど、夏場はそうは行きませんよね。暑くて死にますよ(-_-;)
 そこで私は竿ケースに巻きつけて持って行きます。ベストの股紐でしっかり締め付ければOKです。
 さてこれでパッケージングが全て完成しました。
 実際に全てを持った状態がこの写真です。もうこれ以上荷物を減らす事は出来ません(^_^;)
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